La Festa Mille Miglia 2008
あのミッレミリアがNATSサーキットを通過します!!
見学できます!
NATSサーキットの走行は10月14日(火)の9:30〜10:45を予定しています。 詳しくはお問合せください→TEL.0476-73-5507
ミッレ・ミリアとは…
 自動車なるものが実用化され始めた19世紀末から20世紀初頭に、早くもパイオニア達によって始められたモーターレースは、すべて都市と都市の間をいかに速く走り抜けるかを競うロードレースであった。
 しかしそういったロードレースは、自動車の性能が上がるにつれ危険度を増し、それに伴ってクローズド・サーキットを使ったレースへと次々と切り換えられていった。そんな中で、第2次大戦後まで残った数少ない伝統的なロードレースのひとつがミッレミリアであった。北イタリアの古都ブレシアをスタートしてローマに至り、今度はそこから別のルートを辿ってブレシアに帰る1000マイル(1600km)。それがミッレ・ミリアのコースである。ブレシアに集まった数百台のスポーツカーが、深夜から早朝にかけて1台ずつスタート、マシンへの燃料補給や整備のための小休止を除けば、基本的にノンストップでイタリアの公道を1000マイルにわたって走り続けた。もちろんその間を最も速く走り抜けたクルマが優勝するという純粋なスピードレースであった。
 この偉大なロードレースは1927年に始まり、あいだに第2次世界大戦をはさんで1957年まで24回が行われた。しかし1957年に不幸な事故が多発する。レースのフィニッシュ直前、デ・ポルターゴ伯爵の駆るフェラーリがタイヤのバーストに起因するスキッドでコースアウト、観客の列に飛び込み2人のクルーと10人の観客が死亡するという大事故に発展。それが引き金となり、その年を最後にミッレ・ミリアは中止を余儀なくされた。
 だがこの偉大なるロードレースは見事に甦った。ブレシアに本拠を置く名門、ブレシア自動車クラブ(Automobile Club Brescia)とミュージカル・ウォッチ・ヴェテラン・カークラブ ブレシア(M.W.V.C.C Brescia)が中心となって再開が企てられ、合法的なクラシックカー・ラリーとして82年5月にサラブレッドたち222台が参加して復活版の第1回が盛大に開催され今日に至っている。
 復活版ミッレ・ミリアは可能な限り当時の雰囲気を伝えるようセットされている。出場資格のあるクルマは本物のレースがあった1927年から57年の間に製造されたスポーツカーとツーリングカーに限られ、実際それらの参加車両の多くは実際のレースを戦った経歴のあるクルマそのものである。そしてコースも大筋において昔と同じブレシア→ローマ→ブレシアを結ぶ1000マイルの公道に設定されるが、300台を超えるクラシックカーが2日半にわたり5月のイタリア半島を駆け抜ける。ドライバーはもちろん、コース沿いの住民もそれに歓声を浴びせて愉しむ、クルマ好きのイタリアならではのイベントなのである。

※ミッレ・ミリア=1000MIGLIA=1000マイル

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