東京オートサロンの歴史
オートサロンとは、1983年に「エキサイティングカーショー」という名前で始まったカスタマイズカーのイベントだ。1982年に創刊されたチューニング雑誌&「オプション」が開催のきっかけで、当時の編集長でもありNATSの非常勤講師を務める稲田大二郎が&「オプションの年間総集編を生で見せる」という意味あいから企画したという。当時はアウトローな若者の遊びとして捉えられていたチューニングカーやボディカスタマイズカーを、表の大舞台ともいえるモーターショーと同じ会場に集めて展示。わずか数年にして来場者数25万人を越えるマンモスイベントに成長し、カスタマイズ文化が市民権を獲得するまでの道しるべとなった歴史と実績のあるイベントである。


 

東京オートサロン2016概要
◆名 称/TOKYO AUTO SALON 2016 with NAPAC〈オフィシャルサイト
◆会 期/2016年1月15日(金)・16日(土)・17日(日)
◆会 場/幕張メッセ:国際展示場ホール1~11・イベントホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1/日本コンベンションセンター)
◆日 程/15日(金) 15:00~20:00(一般特別公開)/16日(土) 9:00~20:00(一般公開)/17日(日) 9:00~17:00(一般公開)
◆入場料
  ◎特別入場[1月15日(金) 一般特別公開] 当日:3,200円/前売:2,600円
  ◎一般入場[1月16日(土)・17日(日)] 当日:2,200円(大人)/1,700円(中・高校生)/前売:1,800円


 

NATSのチャレンジ
 NATSは1997年から毎年オートサロンに、カスタマイズ科で製作した車両を出展し数々の受賞をしています。『カスタマイズ科なんだから、大きなイベントに作品を展示するのは当然でしょう』と思う方も多いかもしれません。しかし、ただ展示しているだけではないことに気づく人は少ないのではないでしょうか。
 確かに、オートサロン来場者の目には『NATSのカスタマイズ科がオートサロン会場に出展している。』と映ります。メーカーやショップと同じように派手な車両を製作し、同じように展示しているブースと考える人が普通でしょう。しかし、出展者の視点でオートサロンを見ると、ブースの装飾デザインをはじめ、車両の搬入、ブース内での説明など、オートサロンの出展に関わるすべてを学生が行わなければなりません。学校内ではどうしても教えることのできない「生の接客」。自分達の中ではベストを尽くしたと思う作品を第三者が見たときに思う感想を直接聞く「率直な意見」。開場前や閉場後に見ることができるプロの「仕事に対する姿勢」。社会人になってから否が応でも直面しなければいけない壁が、プロばかりが集まって行われるオートサロンには存在しているのです。
 つまり、NATSの学生にとって、展示車両の製作からオートサロンが終わるまでに体験できるすべての出来事がカスタマイズ科の授業となり、卒業して社会へ出たときに実践できる経験を積む場所となるのです。
 NATSの出展車両はすべてコンセプトを持った車両です。製作車両の目的意識を持ち、プロと同じ意識を共有できるオートサロン。カスタマイズカーへの道をひとつひとつ歩むために、NATSのチャレンジは続いていきます。