NATS講師が自動車整備調査団として海外へ派遣!パート2

先週、ブログに挙げさせていただいた澤山講師から、レポートの第2弾が届きましたので、ご紹介させていただきます!

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私はペルーの首都リマを拠点に、毎日のように飛行機や車で移動し地方を巡回するハードスケジュールをこなしています。南半球なので今は真夏であり暑さにいささかバテ気味です。太平洋に沈む夕日を見て地球の反対側にいることを思い起こします。

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リマは大都市であり、近代的なビルが立ち並びマクドナルドやケンタッキーFCなどが軒を連ねていますが、地方へ行くとやはりここが発展途上国であることを改めて認識します。地方での主要な交通手段は125cc程度の二輪車及びオート三輪です。ホンダ、ヤマハなどはもちろん人気が高いのですが、安価な中国メーカーの台頭が顕著です。

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雄大なアマゾン川です!

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主な調査対象である全国工業労働訓練機関(SENATI)は、全国に拠点を持つ職業訓練校です。教材の不足、優秀な教員の不足などにより十分な技術教育には程遠い状況ですが、授業を見学して感じたことは学生も教員も真摯に取り組んでいることです。そして、日本の技術者の協力を切に望んでいます。

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この国の適切な発展は、ひいては日本企業の裨益にも通じるはずです。ぜひ多くの日本の自動車整備士が世界に出ていってほしいと思いました。

NATS自動車研究科講師 澤山晃一

 

NATS講師が自動車整備調査団として海外へ派遣!

独立行政法人 国際協力機構からの要請を受け、自動車研究科の澤山先生が「2015自動車整備案件形成調査団」として、コロンビア、ペルーの自動車整備業界視察のため派遣されました。澤山講師は、青年海外協力隊としてのキャリアも豊富で、NATSでは通常授業の他に、協力隊候補生・技術研修の指導員としても活躍しています。

現地から調査報告が届きましたのでここにご紹介いたします。

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現在、コロンビアでの調査も大詰めを迎え、週末を挟み地方都市を巡回し、職業訓練校や整備工場等を視察しました。 国立職業訓練校はSENAと呼ばれ、全国100か所以上の拠点で自動車整備を含む様々な職業訓練を実施しています。

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SENAの地方校で目を引いたのは、写真のようなFSAEに似たフォーミュラカーです。最初はブラジルの大会にエントリーしているのかと思い話を聞くと、独自に開催しているイベントがあるようです。

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また、民間整備工場を数か所視察しました。基本的な技術力は高いようですが作業は大半がエンジンOH等の故障整備であり、定期点検や車検といった予防整備のための制度作りが急務であると感じました。 明日はペルーへ移動します。時差ぼけは解消しましたが、逆に帰国後に苦労しそうです。それではまた報告します。

NATS自動車研究科:澤山晃一    

東京新聞にカスタマイズ科の記事が掲載されました!

本日の東京新聞・朝刊の裏面にカラーでカスタマイズ科関連記事が掲載されました!ヤフーニュースに掲載されて話題となった学校長専用車両「NATSちょろ~る」や東京国際カスタムカーコンテストで最優秀賞を獲得した「NATS MBW550」など 、学生達のインタビューを交えてご紹介いただきました。 東京新聞の皆様、学生達の良き記念となりました!ありがとうございました!

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カスタマイズ科は現在、3月初旬に行われる卒業旅行と走行試験を兼ねたテストランキャラバンに向けて車検取得や車両整備を行っています!

今週は献血ウィークです!

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今週は献血ウィークです。授業の合間を縫って学生達が献血に協力しています。NATSでは開校以来、地元ライオンズクラブのサポートを得て献血活動を続けており、一年間で三回(2月、5月、9月)ほど実施し、前回までの延べ採血人数は16416人、延べ採血量は5814リットルとなっております。

NATSでは献血協力のほかに、毎日の学園周辺の清掃活動や、地元地域でのイベント開催におけるキャンパス開放など、様々な形で社会貢献活動を行っています。

ダイハツ千葉販売(株)様より新型ウェイクを寄贈いただきました!

NATS後援会企業であり、日頃より学生の就職活動を全面的にご支援いただいているダイハツ千葉販売株式会社様より、このたび教材車として新型車の「ウェイク」を寄贈いただけることとなりました。

寄贈式ではダイハツ千葉販売株式会社の矢部社長より、「従業員として働いている全メカニック約220名のうち57名がNATS卒業生であり、職場で大いに活躍いただいております。今回寄贈する新型車ウェイクを教材車として活用し、技術力向上に結びつけてください」と在校学生達に嬉しいエールをお送りいただきました。

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また「ウェイク」のセールスポイントや多機能に使える収納スペースの活用方法などを分かりやすく動画で説明していただき、学生たちも興味津々に見入っていました。その後の技術解説では、自動車整備科(平成17年卒業)でサービス課主任として活躍されている藤田康二さんより、衝突防止システムなどの説明を交えながら、先進のアクティブセーフティー技術を教えていただきました。

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寄贈式の終了が近づき、矢部学校長より学生達へ、「ウェイクに興味を持った人は拍手を!!」とかけ声がかかると、体育館は学生達の拍手の渦に包まれました。D81_0785

寄贈いただいた車両は大切に使わせていただき、学生の更なる技術向上に役立て、そして自動車業界に必要とされる人材育成にこれからも邁進してまいります。この度はダイハツ千葉販売株式会社の皆様、誠にありがとうございました。