皆さんこんにちは。
秋も深まりNATSの木々も紅葉に染まった11月12日、自動車研究科3年生を対象とした日産自動車株式会社及び関東地区の販売会社様による出張授業が開催されました。

教室では、日産ビジネスカレッジ(NBC)講師による「日産の電動化技術と知能化技術について」の研修を受講しました。講義は少し難しそうでしたが、学生達は真剣に聞き入っていました。



NATSオートモーティブ・パークでは、最新の日産車の試乗、リモートパーキングの作動テスト、コンピュータ診断の講習等、貴重な体験をしました。

最後に、現在各地の日産自動車販売会社で整備士として活躍しているNATSの卒業生との座談会が行われました。先輩達も学生時代を思い出したのか、すぐに学生達と打ち解けて話は尽きない様子でした。

お忙しい中、学生達のために素晴らしい一日を提供してくださった日産自動車の皆様、大変ありがとうございました。
自動車研究科の3年生は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様による「技術アジャスターによる安全運転啓蒙講座」を受講しました。

「技術アジャスター」とは、損害調査の専門家であり、事故で損傷した自動車の損害額や事故原因の調査などを行います。

具体的には、直接事故車両を調査したり、事故車両の「画像や写真等」を確認したりして、損害額算出のための「見積」を行うのが主な業務です。

更に、今回の講座のように、ドライバーに対する安全運転の啓蒙を行うのも重要な役目です。
事故の発生状況や、交通事故を起こした当事者に問われる責任、万が一事故に巻き込まれた場合の事故現場での対応等を講義していただきました。

NATSからも多くの卒業生が各損害保険会社へ就職し、技術アジャスターとして活躍しています。今回受講した学生からも、将来の技術アジャスターが誕生するかもしれません。保険会社に入りたいからNATSという選択肢もありますね。
自動車研究科の3、4年生は、東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show 2025」を見学しました。

「東京モーターショー」から生まれ変わった日本の自動車関連最大のイベントです。

来場者は101万人、参加企業・団体は過去最多の522に達し、自動車だけでなくIT・通信業界からの出展も目立っていました。


各メーカーの最新の試作車はもちろん、現行の人気車種や往年の名車と出展車両の幅は広く、学生達は開場と共にお目当てのブースへ直行して、点呼に遅刻をしてしまう者もいました。

今回の見学で更に自動車に対する興味を深めた学生達の、今後の活躍に期待しています。
