東京オートサロン後、本格的にスタートしたスーパー耐久レース参戦車両の製作。
気づいてみれば、もう2月も終わりじゃないですか!?
ということで、少し製作段階をお見せしたいと思います。
すべての部品を外したNDロードスター。 ホワイトボディの状態にしてから、ボディ造りがスタートしました。 まず車両から、アンダーコートやコーキングを剥がして、それからはロールケージの製作や各部の補強を行いました。
時にはボディをひっくり返して作業することことも・・・・!?
ロールケージの製作や補強が終わったら、塗装!! 今関先生に教わりながら塗装してきます。
上手に塗れました。
そして、ここからは場所を移動していよいよ組み立て開始です。 とは言っても、ただ元に戻すだけではありません。
エアジャッキや安全タンクの取り付け、配線の間引きなども、車両製作には欠かせない作業です。
部品一つ一つ、チェックやオーバーホールを行いながら、徐々に車両を組み上げていきました。
ついに完成間近のNDロードスター・・・ 3/3には合同テストも控えているため、そこではよい走りを見せられるよう、最後の仕上げまで気を抜かずに頑張ります!!
皆さんこんにちは。
モータースポーツ業界でも、続々と体制発表がされており、今年も楽しみな1年になりそうです!!
そんな中、シーズンオフとなっているモータースポーツ科では、ここぞとばかりに体感型授業を行っており、昨日も『サスペンションセッティング』と言う授業を行いました。
車高の調整やスプリングの変更、ショックアブソーバーの減衰力など、サーキットでタイムを縮める為には細かいセッティングが重要なポイントになります!
そこで、実際に各自にドライブしてもらい、セッティングでどう挙動が変化するかを体感します。
まずはベースセットをそれぞれ体感する為、各車両に乗り込みNATSサーキットを5周ほど周回。タイム計測も行いながら、ドライバー交代をしていきます。
一通り乗り終わったらセッティング変更です!
こちらは車高調整。ロックシートを緩め、サスペンションケースの長さを変更します。今回は10mm~15mmほど調整を行いました。
こちらはショックアブソーバーの減衰力調整。これを調整する事により、車の姿勢をコントロールし、挙動を安定させます。
そして変化の違いを確認する為、再度ステアリングを握り走行を行います。
各々乗り方の違いもあり、感じ方が違う所も面白いのが、セッティングです。こういった走行データを増やし、戦略を考えていく事がレースで『勝利』する秘訣になってきます。
学生達も最後の体感授業と言うこともあり、変化の違いにビックリしたり、『まだまだ乗り足りない!!』と、楽しみながら学んでおりました!!