自動車研究科の3年生は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様による「技術アジャスターによる安全運転啓蒙講座」を受講しました。

「技術アジャスター」とは、損害調査の専門家であり、事故で損傷した自動車の損害額や事故原因の調査などを行います。

具体的には、直接事故車両を調査したり、事故車両の「画像や写真等」を確認したりして、損害額算出のための「見積」を行うのが主な業務です。

更に、今回の講座のように、ドライバーに対する安全運転の啓蒙を行うのも重要な役目です。
事故の発生状況や、交通事故を起こした当事者に問われる責任、万が一事故に巻き込まれた場合の事故現場での対応等を講義していただきました。

NATSからも多くの卒業生が各損害保険会社へ就職し、技術アジャスターとして活躍しています。今回受講した学生からも、将来の技術アジャスターが誕生するかもしれません。保険会社に入りたいからNATSという選択肢もありますね。
自動車研究科の3、4年生は、東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show 2025」を見学しました。

「東京モーターショー」から生まれ変わった日本の自動車関連最大のイベントです。

来場者は101万人、参加企業・団体は過去最多の522に達し、自動車だけでなくIT・通信業界からの出展も目立っていました。


各メーカーの最新の試作車はもちろん、現行の人気車種や往年の名車と出展車両の幅は広く、学生達は開場と共にお目当てのブースへ直行して、点呼に遅刻をしてしまう者もいました。

今回の見学で更に自動車に対する興味を深めた学生達の、今後の活躍に期待しています。

皆さん、こんにちは!
絶好の秋晴れとなった10月30日、自動車研究科3年生を対象とした、株式会社ヤナセ様による技術セミナー「NATS Mercedes-Benz DAY」が開催されました。

教室では、ベンツの歴史から最新の電気自動車の技術までを講義していただきました。普段の授業は国産車が中心ですが、世界初の自動車を開発したベンツ社の企業理念や先端技術を概観できたことは、学生たちの今後の学習の糧となります。


NATSオートモーティブ・パークでは、最新のベンツ車の試乗や、自動ブレーキの作動テスト等の貴重な体験をしました。普段の実習では触れることのない世界のトップ・ブランドの高性能車がテスト・コースに集結し、学生達の目が輝いていました。



お忙しい中、学生達のために素晴らしい一日を提供してくださったヤナセの皆様、大変ありがとうございました。
『第23回 学生フォーミュラ日本大会2025』において、
動的競技1位、ICV総合5位の成績を獲得した「Formula Factory NATS」は、大会結果を報告するため、小泉一成 成田市長を表敬訪問しました。

丸尾チームリーダーは今年のチームについて、
「人数も42名と多く、チームをコントロールする事が難しいと感じる事が多々あったが、リーダー格のメンバーが上手く立ち回ってくれたおかげでチームがしっかりと機能し、好成績を残すことができたと思う」と話していました。 
成田市長からは、「錚々たる大学チームが名を連ねる中、動的競技1位(愛知県知事賞)を獲得されたことは、大変素晴らしいことだと思います。来年こそは是非、総合1位を勝ち取ってください」と、激励の言葉を頂きました。
ご公務でお忙しい中、お時間を頂き有難うございました。
今回の表敬訪問の様子を、なんと放送局3社に取材して頂きました!

放送予定日は下記の通りです!(随時更新)
千葉テレビ
10月2日 21:30~ 「news チバ」内
チバテレ+ 「学生フォーミュラ大会の1部門で日本自動車大学校が初優勝 成田市長に喜びの報告」
成田ケーブルテレビ
10月6日 18:00~ 「NEWS JOINT!」内
ケーブルネット296
10月20日 「296ニュース」内
是非ご覧ください!!
9月8日~13日の6日間に渡り、Aichi Sky Expo にて『学生フォーミュラ日本大会2025』が開催されました。
https://www.jsae.or.jp/formula/

当校からは、自動車研究科4年の 3D-CAD設計製造コース、マネージメントコースの学生たちを中心に組織されたチーム「Formula Factory NATS」が参戦しました!
今大会は静的審査(デザイン・コスト・プレゼンテーション)が大会現地で行われたこともあり、密度の高い大会日程で息つく暇も無いような印象がありました。






その中でも、チームメンバー間で上手く分担しながら審査をこなす様を見て、学生の1年間の成長を感じています。




チームの得意分野とも言える動的審査では、各競技で好タイムをマークし、上位に迫る勢いを見せてくれました!



最終審査種目である「エンデュランス&燃費競技」においては、学生フォーミュラドライバー歴3年、4年のベテラン2名による渾身のアタック!
チーム目標の72秒台にもしっかりと乗せて無事フィニッシュ!
そして気になる総合結果は・・・・
ICVクラス 総合5位!
・エンデュランス 2位
・アクセラレーション 3位
・オートクロス 5位
・スキッドパッド 5位
・燃費 11位
●愛知県知事賞 ( ICV 動的審査合計得点 1位)
・プレゼンテーション審査 12位
・コスト審査 19位
・デザイン審査 19位
●CAE特別賞 3位
●スポーツマンシップ賞 受賞



表彰式の時間が遅延したことで、いくつかの表彰が省略されてしまい、当校のチームが愛知県知事賞を受賞していたことを表彰式後に知るというサプライズ(?)(写真左上)もありましたが、沢山の賞品、トロフィーを持って帰る事が出来てとても嬉しそうでした。
総合では僅差での5位となりましたが、順位以上に価値のある内容だったと思います。
また、 今年はこれまで以上に静的審査への取り組みについて、評価された部分と課題のある部分が良く分かった大会だったように感じました。
今大会を通じて得られた知見を自らの糧とするだけでなく、次代のチームメンバーとなる3年生にしっかりと引き継いでもらいたいと思います。
今年も、ご協力いただいたスポンサー企業様や保護者の皆様、応援いただいたNATS卒業生0Bなど多くの方のご支援のお陰で、無事に大会を終えることができました。厚く御礼申し上げます。

ご声援、ありがとうございました!