長かった夏も終わり、絶好の秋晴れに恵まれた10月吉日、令和5年度NATS体育祭が盛大に開催されました。
「健康・実践・向上」を校訓に掲げ「文武両道」に秀でた人材育成を目指すNATSは、グラウンド、体育館、トレーニング・ジムなどのスポーツ施設も充実しており、学生達はそれぞれの得意とする競技で全力を尽くします。
更に、「オート・モーティブ・パーク(テスト・コース)」を含めた東京ドーム3個分の広大なキャンパス全体を、縦横無尽に走り回るクラス対抗リレーは圧巻です。
そんな中、自動車研究科の3、4年生は各競技で大活躍し、見事、3年生が総合優勝、4年生が準優勝のワンツーフィニッシュを飾りました。
卒業後、社会においても、このような活躍をして欲しいものですね!
自動車研究科3年生は「環境経済学」の授業の一環として、自動車リサイクル工場の見学を実施しました。
自動車は地球環境問題の幾つかに深く関わっています。そのため日本では、自動車リサイクル法により、使用済自動車はほぼ100%回収され、その95%がリサイクルされています。
今回、見学に協力してくださったのは、茨城県を拠点に輸入車の新車整備から使用済自動車のリサイクルまでを手掛ける「カーレポ株式会社」様です。
同社の自動車リサイクル部門である「ひたちなか工場」では、役目を終えた自動車を解体し、素材別に選別し、再資源化しています。また、中古部品は、国内・海外で再利用されています。
1級自動車整備士や自動車関連会社の幹部を目指す学生達は、今回の貴重な経験を通じて自動車リサイクルの実際を学び、将来は循環型社会の構築に貢献することを目標として学習に取り組んでまいります。
御多忙中にもかかわらず、赤須社長はじめカーレポの皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
NATS名物のひとつ、キャンパス内のバーベキュー村は、コロナ禍の数年間閉鎖されていましたが、本日復活しました。
自動車研究科3、4年生合同の親睦バーベキュー大会が、絶好の晴天の下、開催されました。
学生達にとってNATS入学後初めて、待ちに待ったイベントの再開です。
中には、早朝から築地へ海鮮食材を仕入れに出かけたグループもありました。
3年生は進級後、少しぎこちなさもありましたが、同級生や先輩達ともすっかり打ち解けて、美味しい食事を満喫していました。
自動車研究科3年生は、全員2級自動車整備士の国家試験に合格し、更に高度な技術、知識を修得するための2年間が本格始動しました。
まずは、矢部明 理事長・学校長による経営戦略の授業を受けました。授業は「人生戦略」として、自動車整備士の社会的使命やEVシフトに伴う今後の自動車業界のあり方などを教示され、学生たちは今後の目標設定を見据えて、真剣に聞き入っていました。
また、実習も開始しました。2年生の後半は国家試験対策の為、実車による作業から遠ざかっていましたが、実習場は水を得た魚のように活気にあふれていました。