【自動車研究科】ブータンから、メリークリスマス!?

皆さんこんにちは、自動車研究科の澤山です。

私はNATSの冬休みを利用して、ヒマラヤの小国ブータンへ出張中です。

 

ブータン王国は人口約80万人、九州ほどの国土は険しい山岳と急峻な峡谷によって分断され、谷ごと、村ごとに言葉が違うといわれるほど多様で複雑な文化を持っています。

 

「幸せの国」として知られていますが、厳しい自然環境もあり決して豊かではありません。そこで、アジア開発銀行(ADB)の援助により数か所の職業訓練校を移転、新築し、自動車整備士をはじめとする技術者のレベルを向上させるプロジェクトが立ち上がりました。

 

ところが、建物を建てても技術教育のノウハウに乏しく、カリキュラムや教材に関するアドバイスを依頼されました。NATS30年間の実績や国際協力機構(JICA)等を通じた技術協力の経験を活かし、全面的にサポートします。

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ブータンへは日本からの直行便はありません。成田を発ちタイのバンコクで一泊し、翌日のフライトでブータンのパロ国際空港へ到着しました。そこから首都のティンプーまでは車で1時間あまりです。道路はまさに峠道でありヒマラヤの中腹であることを実感しました。

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ティンプーに到着後、市内を少し散策しました。この国は敬虔な仏教徒が多くクリスマスムードはありません。代わりに仏教寺院で何やら行事が行われており、私も飛び入り参加しました。

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明日から業務を開始します。結果はまたレポートします。

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自動車研究科

講師 澤山 晃一