最近の自動車には、「自動運転システム」が盛んに搭載されていますよね? このようなシステムの開発は、「自動車メーカーだけがやっているもの」と、思っていませんか? 実は、民間企業でも開発しているのです!!そんな中でも、自動運転システム開発のパイオニアとも言える企業が、「(株)ZMP」という会社。NATSと協力体制にある為、校内のテストコースを走行する謎の試験車に学生達も興味津々。なので、今回セミナーを開催していただきました。
元々は、ニ足歩行ロボット開発をしている会社で、その技術を生かし現在は自動車の「自動運転」と「工業用ドローン」を開発。現在の進行状況や今後の展開、開発秘話などお話いただきました。


ドローン開発についてお話いただいたのは、当校の卒業生の塚田氏。レーシングメカニックとして培った技術をドローン製作に役立てているとのこと。

最後は、実際のドローンを使ってテスト飛行。プログラミングされた通りに飛行し、画像を撮影。それを3Dデータ化することで、地形が分かるというもの。その高性能さに学生達もビックリ!!
「いずれ、大型ドローンが出来れば、人を運ぶことも出来ますよ!」ドローンに乗り、目的地まで自動で安全に運んでくれる。これぞ、「未来の自動車のかたち」かもしれない。

9月も半ばを過ぎ、気温的にも過ごしやすい日が増えてきましたが、実習は熱く展開されています。今回は1年生のクラッチオーバーホールの様子をお伝えします。1年生にとって初めての重整備&初めての四輪車試乗です。果たして全車無事に試乗までこぎ着けることが出来るでしょうか!!


クラッチを取り外すためには、トランスミッションを車両から取り外さなければなりません。この作業が結構大変で、学生たちはチェックを繰り返しながら作業を行い取り外していました。

取り外されたミッションと車体側のクラッチです。

ここから更にクラッチを取り外し、点検測定を行い組み立てます。この後のトランスミッションの取付が大変で、シャフトがなかなか入ってくれません。

必死の表情と、はまったときの嬉しそうな表情をご覧下さい。
この後の組立、点検が終了すると待ちに待った完成検査を兼ねた試乗です。自分たちの整備した車両を運転して状態確認が出来ることは素晴らしいですね!!



運転している学生たちの表情は、全員が満面の笑みでした。全車トラブルを起こすこともなく、初めての重整備&試乗は無事に終了しました。学生の皆さん、これからも色々な実習が待っています。一つ一つを自分のものにして技術の向上に努めて下さいね!
モータースポーツ科F4クラスの総勢24名は9月15日~16日の2日間、富士スピードウェイで行われたF4東日本シリーズRd.6/FCR-F Rd.3に参戦して来ました!!

今回、F4東日本シリーズとFCR-F(アルミモノコックのシリーズ)が同レースで行われるということでTeamNATSとしては初めての4台体制での参戦となりました。




両シリーズの最終戦となる今回は15日のフリー走行ではドライ路面、16日はウェット路面と難しいコンディションの中で行われ、各チームセッティングに悩まされる展開に。

その中でも予選#72 3位 #0 6位 #73 10位 #17 12位となり決勝を迎えることとなりました。

レースは15Lapで行われ、雨が降り続くフルウェットコンディションの中各車両が順位を上げるべくプッシュを続け無事チェッカー
#72 Hクラス 優勝 #73 8位 #0 Hクラス 3位 #17 10位
2台がクラス表彰台獲得!

この結果により#72をドライブする金井先生は東日本シリーズHクラス・FCR-F両シリーズでシリーズチャンピォンが決定しました! 応援ありがとうございました!!


シリーズは終了しましたが、12月に行われる日本一決定戦へ出場することが決まりましたのでシリーズの次は日本一に向けてガレージメンテナンスを行いたいと思います! 残り1戦応援よろしくお願いします!
本日素晴らしい秋晴れの中、NATS体育祭がおこなわれました。
まずは自動車研究科4年の喜久川君と富君の重量級コンビによる選手宣誓からスタート!!

グランドを活用したソフトボール、サッカー、綱引き、リレーなどの競技はもちろんのこと日本自動車大学校ならではのサーキットやトレーニングジムを活用した特殊な競技、根性レース、筋肉王、腕相撲大会、タイヤ転がしリレーなどが行われ、みんな日頃の勉強によるストレス?を健康的な汗で流していました。




その中で、今年の自動車研究科4年は抜群のチームワークで数々の勝利をあげていき・・・
サッカー・・・優勝
綱引き・・・優勝
筋肉王・・・優勝
教室対抗リレー・・・優勝




ということで・・・
総合優勝はぶっちぎりで研究科4年生となりました。

また、今年度も圧倒的な強さを発揮すると思われていたパワー種目のキング、喜久川君が敗れ、研究科4年田島君が新たなキングとなり、理事長賞を受賞しました。

SAEでの良い結果が体育祭にも反映され、4年生にとって学生生活最後の体育祭は最高の結果となりました。この勢いを1級国家資格試験にもつなげてもらいたいと思います。
また、研究科3年生も準優勝となり、上級学年がワンツーフィニッシュとなりました。これで学力だけでない研究科の底力を見せることができました。
クラスが一丸となってすばらしい結果を残せたことで、今年度の体育祭も大変充実した楽しい思い出になったことと思います。

最後に、各企業様よりご協賛頂いた品々を、学生たちへの賞品として活用させて頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。