皆さんこんにちは。12月の授業も残りあと少しになりました。今回は、いすゞ自動車首都圏(株)様のご厚意により大型車両メカニズム学習会が開催されましたので、その様子をお伝えします。
当校の第2整備棟にフルサイズの大型車両1台、トラクタヘッド1台、2tハイブリッドトラック1台の合計3台が持ち込まれセミナーが行われました。

各教室での学科授業の後実習場へ移動しての現車確認及び実際に装置を作動させての体験学習となりました。1年生にとっては初めての大型車両であり、その大きさに圧倒されると同時に「格好いい」「すごい」などの声が上がっていました。




学生たちが真剣に、しかも楽しそうに各車両の説明に聞き入っているのが印象的でした。


12月の大変忙しいときに今回のような学習会を開催して頂き、誠に有り難うございました。学生の皆さん今回の講習内容を忘れることなく今後に活かしてくださいね。期待しています。
皆さんこんにちは。今年もあと少しとなりましたがNATSの学生は実習、学科に元気一杯に取り組んでいます。今回はキャンターを使用してのハブ、ブレーキ実習の様子をお伝えします。

実習場にキャンターがずらりと並んでいる様子は壮観です。図解および視聴覚教材を使用しての作業説明の後、現車での分解作業が始まります。

今回の実習ではハブベアリングの交換作業、ブレーキのオーバーホール作業を行います。

真剣な表情ですね!
当然、作業の後はブレーキテスタを使用し制動力の検査を行い保安基準に適合しているかどうかの検証を行います。

結果はどうでしょうか?
全車無事に完成検査に合格し、次のグループに車両を引き継ぐことが出来ました。
今年の授業も残りわずかです。1年生の皆さん。寒さに負けずこれからも頑張りましょう!

海外で活躍する卒業生を紹介します。
自動車研究科22期(1級自動車整備士コース)卒業の上田宗侍さんは、発展途上国のために学んだ技術を役立てたいと、青年海外協力隊に志願し、現在はアフリカのガーナ共和国の職業訓練校において、技術指導を行っています。
ガーナは野口英世博士が黄熱病の研究のために命を落とした地でもあり、親日感情の大変高い国です。上田さんは日本の最先端技術を学んだ1級自動車整備士ですが、野口博士のように人々の役に立ちたいとの強い意思を持ち、遠いアフリカの地で苦労もありますが充実した日々を過ごしています。
NATSは多数の青年海外協力隊員を排出しており、そのフィールドは全世界に広がっています。自動車の技術を通じた国際協力に関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

8年ぶりに韓国出身の卒業生・高斗一さんが(モータースポーツ科2006年3月卒業)が母校に遊びに来てくれました!現在、高さんは日本で学んだ技術を生かし、韓国でサスペンション製作の工場を立ち上げ、ビジネスを展開されています。
様々なサスペンションメーカーのある中で、高さんのこだわりは『価値のある品質の高いものを作る』という信念であり、それを広く認めてもらうために、東へ西へと奔走されています。
また同期の留学生も数年は日本で働いていましたが、現在は韓国に戻り、タイヤメーカー・ハンコックやBMW系の大手工場など、母国の自動車業界で活躍されており、お互いに切磋琢磨しながら、仕事に励んでいるそうです。

帰国前にモータースポーツ科の後輩達に対し記念講演をお願いしました。先輩の生きた話に学生達は釘付けでした!

恩師の長岡先生とも固い握手を交わし、再会を誓い合いました。
卒業生の活躍する姿を見聞きするたびに、私達は本当に心から嬉しく思い、つくづく仕事冥利につきると感じる瞬間です。卒業生の皆さん、母校へいつでも遊びに来てくださいね!