先日、チームNATSが岡山国際サーキットで行われたスーパー耐久シリーズの最終戦で3位入賞し、年間シリーズランキングでも3位となったことは、もうすでにモータースポーツ科のブログでお知らせしておりますが、今回はそのチームNATSを率いるモータースポーツ科の金井科長にインタビューしてみました!!

今回行われた最終戦はシリーズランキング入賞が出来るかどうかのレースだったのですが、特にランキングは意識していないんです。むしろ1戦1戦、優勝を目指して学生達と最終戦まで戦ってきたこと、そしてその結果が3位入賞だったということです。学生達は1年間やり切ったという達成感からか、とても嬉しそうでしたね!

最終戦ともなると学生メカニックの動きもとても良く、クルマの仕上がり具合も上々でしたし、サーキットサポートでも、それぞれが黙々と役割をこなしてくれたので、本当に彼らの成長を感じました。中には、レーシングチームに就職し、来年からはプロのレーシングメカニックとしてデビューする者も居り、今後の活躍がますます楽しみです。

来年のシリーズ参戦はまだ正式には決まっていませんが、耐久レースは何度もピット作業があり、レースメカニックを目指す学生達にとっては非常に教育効果も高いので、何とか出場できるよう画策しています。

あと残すは12月に鈴鹿サーキットで行われるフォーミュラ4シリーズの日本一決定戦ですが、そちらを担当する学生達も気合が入っていますので、その気持ちに応えられるよう、優勝目指して頑張りたいと思います!
NATS日本自動車大学校の後援会企業として、多くの学生が就職活動で大変お世話になっておりますトヨタカローラ千葉(株)様より、カスタマイズ科の“車両製作・実習補助費”として、今年度もご寄付いただきました。

総務部人事課の飯村様(写真左)より「東京オートサロン出展に向けて、学生の皆さんの夢がいっぱい詰まったカスタムカーが完成することを大いに期待しています」と激励のお言葉をいただきました。
トヨタカローラ千葉(株)の皆様、この度は誠にありがとうございました。今後も何卒よろしくお願い致します!
自動車整備科2学年は期末試験が終わり、優秀な成績を修めた4名に対して、NATS特待生として表彰を行いました。矢部理事長・学校長より表彰状が授与され、彼らの健闘が讃えられました。なお特待生はそれぞれ授業料の免除、または減免といった特典があります!



(写真左から)
ゴールド特待生
紀 懐喆(CHI HUAI JE)さん(台湾出身)
今回で2回目のゴールドを頂きました。本当に嬉しいです。お世話になっている先生方のおかげです。ありがとうございました!
シルバー特待生
孫 逸人(SUN YIREN)さん(中国出身)
前回に続いてのシルバーとなりました。ゴールド目指して頑張りましたが金の壁は高いです。好きな勉強だから毎日楽しいです!
ブロンズ特待生
青柳 晴葵さん(茨城県出身)
努力をすれば必ず報われるんですね。親に報告をしたらとても喜んでくれました。研究科に進級し開発系の仕事がしたいです!
努力賞特待生
笈田 知明(愛知県出身)
好きなことを夢中で勉強していたら努力賞を頂けました!このあと技能競技大会もあるので、そちらでは1位を狙って頑張ります!
特待生の皆さん、本当におめでとうございました!
11月14~15日(土~日)に岡山国際サーキットでスーパー耐久レースの第6戦が開催されました。
今回はシリーズ最終戦ということで、何としても優勝を掴み取りたいチームNATS!! 木曜日から現地入りし、テスト走行を開始しました。

シーズン後半になりマシンの熟成も進み、1本目の走行から好調さを見せつけた72号車は、常にトップ3のタイムをマークし、他のチームからも多くの注目を受けました。

迎えた土曜日の公式予選。Aドライバー予選では金井先生がアタックを行い、1分47秒5という驚異的な好タイムをマークしクラストップに!! その後、Bドライバーの猪爪選手も3番手のタイムをマークし、今シーズン2度目のポールポジションを獲得することができました!!!
さらには、金井先生がマークしたタイムがコースレコードを更新するというおまけ付き!!最高の1日になりました。

決勝は15日午前8時半から3時間のレースが行われました。 序盤からトップを快走し他車を引き離しにかかる72号車・・・チームNATSは3回給油の作戦でレースに臨み、学生たちも完璧なピット作業でマシンを送り出します。

3回目のピットを終えた時点では3番手・・・ここから最後の挽回を行うものの、前の2台には一歩届かず3位でチェッカーとなりました。

優勝を目前にしていただけに、少し悔しい結果となってしまいましたが、表彰台を獲得することができ、シリーズランキングも3位に入ることができました。

参戦2年目にしてプロチームを相手にここまでの成績を残すことができました。学生たちの成長も感じることができた最高のシーズンとなりました。
皆さん、1年間応援ありがとうございました。来年はシリーズチャンピオンを目指し頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!!