7月30・31日に岡山国際サーキットでF4西日本シリーズの第4・5戦が行われました。

チームNATSにとっては1年ぶりの西日本シリーズへの参戦です。
今年は2台体制で臨んだ岡山ラウンド。木曜日からテスト走行を重ね、セッティングを煮詰めていきました。

迎えた本番・・・ 今回は土曜日に予選と第4戦決勝、日曜日に第5戦が行われ、グリッド順は予選のベストタイムで第4戦のグリッドが、セカンドベストタイムで第5戦のグリッドが決定となりました。
予選結果は2レース共に72号車が4番手、73号車が8番手となりました。

土曜日に行われた第4戦決勝。72号車はスタートで出遅れる形となり一時は7番手まで後退してしまいますが、その後の追い上げで3位表彰台獲得。
73号車は抜群のスタートでジャンプアップするものの、レース後半ブレーキトラブルによりリタイヤとなってしまいました。

日曜日に行われた決勝では、2台共に攻めのレースを展開し、72号車は3位、73号車は総合6位クラス優勝を果たすことができました。
また今回はサマーフェスティバルということで、2レースの合計ポイントで順位がつけられ、安定した速さを見せた72号車が総合2位という形で表彰されました。

灼熱の中で行われた2連戦。見事2台とも表彰台獲得で終えることができました。
次回は9月に行われる富士ラウンドです。72号車は総合優勝、そして73号車も総合で表彰台に登れるよう、今後もチーム一丸となって頑張ります。

モータースポーツ科ツーリングカー班の今期初レース!!
恒例のツインリンクもてぎで開催される『Joy耐』に参戦してまいりました!!
Joy耐は、GTドライバーからライセンス取立てのドライバーまで一同に集まり、90台の車両が7時間の耐久レースで争うJAF公認のレースです。
モータースポーツ科では4月にJAF国内A級ライセンス講習会を行っており、ドライバーとしてもレース参戦出来るのがツーリングカー班の魅力の一つになっています。
今年もTeam NATSは2台での参戦となり、ドライバーも5名ずつ選出されました。
1台は昨年同様EP82スターレットにてクラス2に参戦。車両も熟成の域に達しており、実力ある一台ですが、今年は安全タンクと呼ばれるレース用の燃料タンクを搭載!!給油タイミングにバリエーションが増やせるようにしました。
そしてもう1台は新規製作車としてNCP13ヴィッツを投入し、クラス3に参戦しました。こちらの車両は今年4月から製作がスタートし、N1と言われるレギュレーションに合わせるべく、ロールバーの取り付けやマフラー製作、足回りのセッティング・アライメント等、短期間で学生達が製作いたしました。
初日の7月1日(金)はフリー走行が行われ、それぞれのドライバーが車両のフィーリングを確認。セッティングを煮詰めていきました。
7月2日(土)は予選が行われ、AドライバーとBドライバーの合計タイムでグリッドが決まりました。
予選結果は、
#71 Vitz は総合71位(クラス6位)
#72スターレットは総合82位(クラス12位)
となりました。

熟成されたEP82スターレットに、軽量コンパクトを狙い投入したNCP13 Vitz

決勝は7月3日(日)の10:00に耐久レースがスタート!
45台づつのローリングスタートによって戦いの火蓋が切られました。

7時間の耐久なので給油のタイミングやタイヤ交換も作戦が重要になります。もちろんメカニックとしての作業スピードも重要です。
そして7時間後・・・
2台ともトラブル無く、無事に完走となりました!!
そして結果は・・・
#72スターレットは総合37位(クラス6位)
#71 Vitz は総合39位(クラス3位入賞!!)
2台とも完走はもちろん、Vitz班はなんとクラス3位入賞となりました!!


ツーリングカー班も幸先の良いスタートが切れました。
次戦は8月12日に行われる、SEV様主催の耐久レースです。
まだまだ車両を改良し、次戦も表彰台を狙えるようにしたいと思います。
モータースポーツ科ではレース活動以外に、モノづくりに力を入れています。
その集大成として、NATSオリジナルのF4「NATS001」を製作し、現在もその車両でF4レースに参戦していることはご存知の方も多いと思いますが・・・
今回も学生のモノづくりに対する知識・技術アップのために、工作機械の使い方や溶接機の使用についての授業を行っています。

こちらは旋盤。
サスペンションアームに使用する部品を製作します。
まずは、材料の切り出しからスタートし、面だしや穴あけ、そして次第に複雑な形へとステップアップ。

そして、こちらは溶接。
TIG溶接機を使用してのアルミやスチール、ステンレスといった様々な材質の溶接に挑戦です。
これができるようになれば、様々な部品が自分で作れてしまいます!!
『欲しいものは作る』
これがモータースポーツ科の精神です。
モノづくりの技術を駆使して、どんどんレーシングカーのポテンシャルアップを図っていきたいと思います!!
5月14・15日にスポーツランドSUGOにて、F4東日本シリーズの第1・2戦が行われました。

チームNATSは今年も3台体制でレースに臨みます。
木曜からサーキット入りし、フリー走行で各車マシンのセッティングを煮詰めていきました・・・

迎えたレース当日。今回は公式予選のベストタイムで開幕戦のグリッド、セカンドベストタイムで第2戦のグリッドが決定するという流れでした。
結果は2レース共に72号車が2番手、73号車が3番手、17号車6番手!
72号車は予選のときにクラッチトラブルが発生し、急遽決勝までの少ない時間の中でクラッチ交換をすることに!
73号車はミッションのギアレシオを変更するということで、各車大忙しです。

でも、何とか時間には間に合い車両を送り出すことに成功!
決勝はアクシデントもありましたが、72号車は3位、73号車は2位、17号車は6位ということで、全車入賞で終えることができました。

翌日に行われた第2戦でも、各チーム共に健闘し、72号車は2位、73号車は3位、17号車は6位と連続入賞となりました。

今回は優勝を逃す形となり、少し悔しい結果となってしまいましたが、学生にとっては初レースでこんなに色々な経験ができ、とても内容の濃い週末になったと思います。
シーズンはまだ始まったばかり・・・
各車ともさらにレベルをアップさせて、次回のもてぎラウンドでは優勝を狙っていきたいと思います!!
皆さん、引き続き応援よろしくお願いします。
4月24日(日)に筑波サーキットで、全日本EV-GPの開幕戦が行われました。

昨年までは日産リーフで参戦していたこのレースですが、今年から新たな挑戦ということでトヨタMIRAIにマシンを変更し参戦することとなりました。
初の燃料電池車でのレース・・・
すべてが未知数での参戦でしたが、様々な発見がありとても有意義なレースとなりました。

気になる結果は・・・
予選 クラスポールポジション、総合5番手
決勝 クラス優勝 総合2位

スポンサー企業のRS☆R様に新規で製作していただいたダンパーのお陰もあり、デビュー戦から予想以上の成績を収めることができました!
モータースポーツ科の学生たちも、新たなレースを経験することができとても満足げな表情を浮かべておりました。

この調子でリーフのときから続く連勝記録をさらに伸ばしていきたいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いします!