スーパーGT 第5戦 鈴鹿1000km

2015 S-GTのシリーズもいよいよ後半。第5戦の舞台は長い直線に加え、高速、中速、低速コーナーが織りなす世界有数のマシンの総合力が試される鈴鹿サーキット。優勝争いを繰り広げた各チームにピットクルーとしてNATSモータースポーツ科の学生が参加しました。

GT500クラス

ポイントランキング2位 LEXUS TEAM PETRONAS TOM’S には遠山君と塚田君の2名が参加しました。DSC_6200

熟成著しいNS-X TEAM KUNIMITSUには多田君が参加しました。DSC_6174

人気チームLEXUS TEAM WedsSport BANDOHには、重光君が1000kmの長丁場のサインボードを担当します。DSC_6180

GT300クラス

ポイントランキング6位 荒聖治選手のBMW Sports Trophy Team Studieには狩俣君がサポートします。DSC_0247

D-1で活躍中の織戸学選手のJLOCランボルギーニにはD-1ファンの大石君がサポート。DSC_6240

スタート時点でも小雨がパラつくコンディションとなり、全車がウェットタイヤを装着、予定通り12時30分にスタートが切られた。OMP49299_R

500クラスはTOPを走るPETRONAS TOM’S RC FのPIT内で忙しく作業する遠山君と塚田君。DSC_6269

PETRONAS TOM’S を追走する RAYBRIG NSX CONCEPT-GTのPIT内では塚田君が作業します。DSC_0224

300クラスでは3位に荒聖治選手の駆るBMW に4位JLOCランボルビーニ、2位RBZ、TOPのゲイナーGT-Rとが壮絶なTOP争いを繰り広げます。

その各チームのPIT内にはNATSの学生が必死に作業をしていました。DSC_0265

天候が変わる荒れたレース展開が6時間続き18:25歓喜のGOALとなりました。

NATSサポートチームの結果
GT500 TOM’S様
#36 予選9位→決勝 優勝!
#37 予選6位→決勝 8位

GT500 TEAM BANDOH様
#19予選10位→決勝 4位

GT500 レイブリック様
#100 予選14位→決勝5位

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GT300 スタディ様
#7 (荒選手) 予選3位→決勝2位

GT300 JLOC様
#88 (織戸選手) 予選5位→決勝4位

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次戦は9月、菅生300kmとなります。サポートチームが表彰台に上れるよう学生メカニックも頑張りますので、現地での応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

FCR-F&EV-GP第4戦 in FUJI

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8月最終日…。いよいよ夏休みも終わりですね。

さてモータースポーツ科では夏休み最後の活動として、27日(木)より富士チャンピオンレースに参戦してきました。
まずは29日(土)に行われたFCR-F(アルミF4レース)です。

前回、#72号車の金井先生は5速ギアがない状態で、何とか3位表彰台に登ったものの、マシンとしてのダメージはかなり大きい物となってしまい、学校でのメンテナンスも徹底的に行い、サーキットに持ち込みました。
そして木曜日と金曜日は練習走行日として、セッティングに専念出来るよう作業を進めていきます。がしかし、木曜日の午前中に早くもミッショントラブルが発生・・・。午後の走行を取りやめ、急遽修復作業となってしまいました。
また#0号車の渡邊選手は、前回4位という事で更なるポジションアップを目指し、セットアップを進めていきました。

金曜日は2台とも走行をこなし、翌日に控えた予選・決勝に向けて良いデータが取れ、セッティングの方向性も見出せました。

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2台ともミッションに不安があるため、走行毎に確認・チェックします。

そして迎えた予選。金井先生も果敢にアタックいたしましたが、微妙にセットが合わず、2番手のポジションに・・・。渡邊選手は7番手となりました。

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決勝前には班員メンバーで記念撮影!!2台ともレースでの挽回を期待します。

がしかし、神様の悪戯か・・・。スタート前のフォーメーションラップ中に金井先生の乗る#72号車は駆動系トラブルに襲われ万事休す。スタートを切ることなくリタイアに・・・。
一方渡邊選手は、スタート後に着実にポジションアップし、見事4位入賞となりました。

次戦に向けまた課題が増えましたが、絶対表彰台に登るべく、引き続きメンテナンス・セットアップを進めていきたいと思います。

30日(日)は全日本EVグランプリ50kmレースが開催され、昨日の鬱憤を晴らすべく、10連勝に向けて挑みました。

予選は雨が土砂降りの中行われ、コース上には川が出来るほどの状況でしたが、それでも見事総合ポールポジションを獲得しました!!

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ポールからの景色は最高です!!
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決勝は雨がやみ、ハーフウェット路面で競技がスタートしました。11周で争われるこのレースは、金井先生をトップとしたリーフ集団が、毎周ホームストレートでスリップストリームを使い、各自燃費ならぬ電費を考えての走行が続きました。
そしてラスト2周ぐらいから動きが。金井先生もポジションを落としましたが、最終ラップにトップに出る作戦でラストスパート。見事クラス優勝(総合3位)となりました。
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ゴールの時、学生達もピットウォールから声援を送りました!!
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今年は1戦欠場がありましたが、それを除けば10連勝!!出る大会ではすべて優勝です。次戦は9月20日の筑波。またまた優勝目指して頑張ります!!

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新型のトランスポーターも大活躍!!今回は3台まとめて輸送となりました。

レーシングチームNATS
残るレースも引き続き応援よろしくお願いします!!

SEV耐5H GT-Ⅱクラス優勝!

レース参戦2戦目で#2スターレット・NAは「念願の優勝!」

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8月11日(火曜日)筑波サーキットにて第12回SEV5H耐久レースが開催されました。

TeamNATSは7月の「En-Joy7H耐久レース」に続き、参戦2戦目です。今回のレースは#1NATS・Vitz、#2NATSスターレット・NA、#3NATSスターレト・ターボの3台体制でGT- Ⅱクラスに参戦しました。

DSC_0192#1NATS・Vitzチームのメンバーはドライバー:安達、狩俣、古瀬、小林、メカニック:宮崎、阿部。マシンはカラーリンクをEV-GPで連勝記録更新中のNATSリーフと同じブラックに塗装し、各部のセットアップを見直すことで、戦闘力を大幅にアップしての参戦です。

1439515274431#2は先月ツインリック茂木で行われたJoy耐7Hでクラス3位を獲得したNATSスターレット。ドライバーは小出、松岡そしてレース初参戦の稲子、メカニックは八木沼、山本、遠山です。

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#3スターレット・ターボはJoy耐メンバーが完走目指します。  ドライバーは多田、中川、大石、浅川そして初参加の塚田。    メカニックは勅使河原、山田、佐藤です。

8:00 占有走行開始                    ドライバー全員が筑波サーキットを走るのは初めて!?                   決勝に備え走行ラインを確認しながらの走行です。         予選結果                          クラス    5位 #2 スターレット・NA                        クラス    9位 #3 スターレット・ターボクラス                     クラス 12位 #1 Vitz

11:00スタート、気温の上昇と共にレースもヒートUP!
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1439474730640サーキットの気温は33℃、路面温度は50℃!!       13:00 2時間経過                     順調に周回を重ねる#2スターレット・NAと#3スターレット・ターボは、共に85Lapしてクラス1-2体制で表彰台を目指します!1439474713783#1初参戦のVitzチームは確実に周回を重ね78Lapで完走を目指します。

15:00 4時間経過                     #2スターレット・NAはトップを走るライバルBMWを追走し2位のポジションで逆転を狙いラストスパート!                            #3スターレット・ターボは10位、#1NATS・Vitzは12位で完走を目して走行しています。143952051221916:00 Goal !                       #2スターレット・NA クラス優勝!(総合5位)210Lap     #3スターレット・ターボは9位 196Lap          #1NATSVitzは10位 196LapDSC_0194 3台が完走しました、そして表彰台にも立てたことは大変嬉しいことです。今回のレースではスタートしてから学生達が知恵を出し、完走目指し励まし合っていました。レース中に学生達が人間的に成長していくことは何より嬉しいことです。

レースと言う実践教育の場を提供して頂いた主催(株)ダブリュ・エフ・エヌ様、そして関係者の方々に御礼を申し上げます。「本当にありがとうございました」

次戦は11月の袖ケ浦 丸耐4Hに参戦の予定です。                                  更にパワーアップしたTeamNATSをご覧いただけるよう頑張りますので、これからも応援宜しくお願い致します!

 

真夏のスーパーGT Rd.4 in FUJI 300kmレース

連日猛暑が続いておりますが、8/7(金)~8/9(日)FUJIスピードウェイにて真夏の「スーパーGT 第4戦 FIJI 300kmレース」が開催され、今回は5名の学生がチャレンジ☆ピットクルーとして参戦しました。

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GT500クラス TOM’s様 へはD1に続き2週連続の須藤君(福島県出身)と中澤君(千葉県出身)がサポートに。
ボディ清掃やタイヤ清掃・準備などを行いました。

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GT500クラス レイブリック様には、古瀬君(千葉県出身)がサポートに。
今年3月卒業し、無限様へと就職した佐古さんと共にタイヤ管理を中心に作業しました。

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GT300クラス NATS講師の織戸選手がドライブしているJLOC様には、大石君(東京出身)がピットクルーに。車両清掃からタイヤ管理、給油中のファイヤーマン(消火器を準備する)などチームの耐火服を着用してレースに挑みました。

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GT300 クラス NATSドライビングトレーニングの講師していただく荒選手ドライブのスタディ様へは、稲子君(千葉県出身)がサポートに入りました。稲子君もチームの耐火服を着用しファイヤーマンを中心にタイヤ清掃・ボディ清掃など行いました。

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真夏のレースという事もあり、気温はもちろん路面温度に合わせたタイヤのエア圧が重要になります。各チームとも予選前や決勝前などはタイヤを温めるため、ピット裏にタイヤを並べます。これも各チーム作戦のひとつです。

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ピットウォークでは好きなドライバーとの記念撮影やサインなどももらえる為、ピットロードはあっという間に人だかりに…。織戸選手もあっという間に行列になっておりました。

そして8/9(日)15:00に決勝レースがスタートしました。
がしかし、午後から路面温度が一気に上がり、荒れたレース展開に…。
タイヤバーストしてしまうチームも多々あり、その中にはスタディ様のBMWもバーストトラブルにてリタイアに…。
タイヤ設定が上手く合わず順位を落とすチームもあれば、セットが当たり、上位に上がってくるチームと明暗が分かれ、まさしくサバイバルレースとなる一戦となりました。
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そして300kmのチェッカーを真っ先に受けたのは…。
500クラスはマッチこと 近藤雅彦監督率いるKondoRacing様のGT-Rが見事優勝に!!実に5年ぶりの優勝となりました。
また300クラスのトップはARTA 土屋圭市監督率いるCR-Zが優勝となりました。

NATSサポートチームの結果
GT500 TOM’S様
#36 予選3位→決勝7位
#37 予選12位→決勝12位

GT500 レイブリック様
#100 予選7位→決勝5位

GT300 JLOC様
#88 (織戸選手) 予選15位→決勝7位
#87 予選28位→決勝11位

GT300 スタディ様
#7 (荒選手) 予選4位→決勝リタイア

次戦は今月末、鈴鹿1000kmとなります。サポートチームが表彰台に上れるよう学生メカニックも頑張りますので、現地での応援よろしくお願いします。

D1GP in エビスで総合優勝となりました!!

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皆さんやりました!!7月31日(金)~8月2日(日)に「2015 D1 グランプリ 第4戦 」が福島県のエビスサーキットにて行われ、織戸選手率いるMAX ORIDO TOPTUL RACING with NATSが見事追走トーナメントを制し、総合優勝いたしました。

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30日の木曜日からサーキット入りし、ピット設営・それからセッティングを煮詰めるべく、練習走行を行いました。
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クルマの持ち込みセットが当たり、多少のセットアップ変更を行うも、毎回迫力のある走行が続き、単走予選にも期待が持てます。

そして迎えた単走予選。エントリーは49台で、8台は予選免除となるシード選手の為、予選は41台から16台へと絞られます。
織戸選手は調子の良いマシンと共に単走を果敢に攻めるも、機械審査の設定に合わせきれず、15位で予選を通過。なんとか決勝に進出となりました。

そして追走トーナメントの対戦を決定する単走FINALは、シード8台+予選通過16台の計24台がチャレンジし、織戸選手は22位とここでも下位に沈んでしまいました。
この単走での上位8台はトーナメント進出が決定し、9位~24位で追走予選が行われ、織戸選手はキッチリと勝ち進み、追走トーナメントへの進出が決まりました。

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織戸選手はBEST16→BEST8→BEST4と毎戦凄い追走を披露し、決勝戦までにコマを進めました。
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そして決勝戦、4回のシリーズチャンピオン経験もあるベテラン今村選手と対戦は、V8エンジン搭載の86対決に!!
IMG_0816 20150804095434929後追いでの1本目ではキッチリ横に入った織戸選手に、アドバンテージが付きます。そして入れ替えの2本目、スタート直後に今村選手のクルマがエンジンストップ!!織戸選手はこの日一番の走行を披露し、ここで優勝が決定しました!!
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今回メカニックとして給油やタイヤ管理ををメインにサポートをしてくれたのはモータースポーツ科の須藤君(写真左)と宮島君(写真右)。
須藤君は福島県出身で、高校生の時にD1を観戦。NATSへの入学を決めて、現在レースメカニックを目指してモータースポーツ科に在籍しています。その思い出のあるD1エビスで今回、優勝をという輝かしい成績に貢献してくれました。
こんなチャンスを経験できるのもNATSならではの環境です!!
モータースポーツ好きの高校生の皆さん。是非このチャンスを掴み、NATSで勝利を味わいましょう!!
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織戸選手とTeam NATSのD1参戦も6年目を向かえ、2回目の総合優勝となりました。
今大会で優勝という成績を残すことが出来たのも、数多くのスポンサー様のご協力と、応援してくださる皆様のおかげだと思っております。
この場を借りて御礼申し上げます。本当にご声援有難うございました。

公式ホームページでもレポートがアップされておりますので是非ご覧ください。
D1グランプリ公式レポート