みなさんこんにちは。
本日、研究科では経営戦略の授業として、NGK 日本特殊陶業株式会社様にお越しいただきました。
教科書だけではわからないような内容の話をたくさんいただき、車の技術の奥深さにあらためて気づかされたようで、学生たちは真剣にメモを取りながら聞いていました。
整備士の資格は取得済みの研究科ですが、最新の技術についていくには今後も日々の勉強を続けていくことがやはり大切ですね...
本日はこのような機会を設けていただきありがとうございました。
午前中は、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニ社で組立工場を視察させて頂きました。
工場内では、アヴェンタドールとウラカンが、顧客のオーダーに合わせて、一台一台丁寧に専門のスタッフ(職人)により、組み立てられていました。完成した車両は、工場内に併設されているテストコースにて、実走行テストが行われているそうです。
学生の諸君は、迫力満点のスーパーカーに興奮が止まらず、シャッターを押し続けていました。
午後も、同じくイタリアの自動車メーカー、フェラーリ社の博物館を見学させていただきました。
館内には、往年のF1から最新のフェラーリ・モデルが展示されていました。
今回は、ドイツで2つの自動車メーカー、イタリアでも2つの自動車メーカー、それぞれ組立工場と博物館を見学させていただきました。学生の皆もクルマに対する興味を新たにすると同時に、メーカーによるクルマ造りの違いを学ぶ良い機会にすることができたと思います。
明日の自由行動を最後に、明後日、日本に帰国いたします。
本日は、ミュンヘンから出発したオプショナルツアーをご紹介します。
内容はドイツのバイエルン王がかつて居城としていた、リンダーホフ城、ノインシュヴァンシュタイン城を巡るツアーです。
マイナス6℃の気温の中、朝一番にバスに乗り込んだ後、アルプス方面へと向かいます。高速道路の速度無制限区域ではロールスロイスやBMW,メルセデスベンツなどのテストカーが走る姿が見られましたが、速すぎて捕捉できない程の速度でテスト走行しており、日本との自動車開発事情の違いを感じることができました。
そして、まず初めに到着したのが、リンダーホフ城、バイエルン王の居城の中でも最も小さい建造物とのことでしたが、内部は金や宝石の装飾品で飾られており、当時の栄華を物語っていました。
庭園ではバイエルン王家の紋章のひとつにも使われている白鳥が生息しており、野生のままの姿を間近で見ることができました。
続いて向かったのは、ノインシュヴァンシュタイン城。
写真をご覧になって気付いた方も多いかと思いますが、あのシンデレラ城のモデルとなった城であり、要塞や宮殿としての機能は全くなく、王の趣味の為だけに造られたという当時のロマンティック主義を表現した建造物です。現在ではロマンティック街道の終点ともなっております。
麓には隠居となった王の父親が住んでいたホーエンシュヴァンガウ城もあり、こちらは石造りの質実剛健な造りが見て取れました。
ノインシュヴァンシュタイン城へのアクセスルートはちょっとした登山気分も味わえ、シャトルバスや馬車で登ることもできました。
無事に山頂へと到着し記念撮影。苦労して登った甲斐もあり、皆一様に景色の雄大さや城の美しさに見惚れ、しばらくの間、無言のままでした。
内部はやはり王の趣味趣向品がふんだんに集められたこともあり、美しい宝飾品が展示されていたり、晩餐会を行う為の広場など、王の権力の強さを象徴するものが多数見られました。
撮影禁止とのことでお見せできず残念ですが、頂上階から見える雪山や湖といった景色や、麓の街並みはとても美しく、只々言葉を失うばかりでした。
学生諸君も自動車とは少し離れてしまいましたが、当時の文化や生活を垣間見ることができ、知識や見聞が拡がった良いツアーになったのではないでしょうか。
下山時には少し名残惜しい気持ちもしましたが、普段はなかなかできない経験ということもあって、一様に「また来たい」と言いながら、皆足並みを揃えて無事にホテルへの帰路につきました。
研修3日目 本日、一つ目の研修はシュトゥットガルトに隣接するシンデルフィンゲン市にあるメルセデス・ベンツ社の組み立て工場の視察です。
入口にあるショールームで最新モデルを拝見
自動車といえば、このくるま「モートルバーゲン」ですね。
ちなみに、施設入り口は撮影スポットのご様子、工場をバックにご自分の愛車を撮影されていました。
工場内は撮影禁止であるため、画像をお見せできませんが、マイバッハやAMG-GT、Eクラスなどを組み立てていました。 また、異なった素材(アルミニウムとスチール(鉄))接合させ、一つのボディー・パーツに仕上げる新しい技術や、レーザー光によるフレーム部品の溶接など、最新の設備を視察することができました。それから、溶接工程や組み立て工程で、活躍しているロボットたちの素早さと正確さは、まさに圧巻でした。 今回の工場視察では、様々な技術が導入されており、学生諸君の知見を大いに増やすことができたと思います。
さらに、午後からは2つ目の研修、ポルシェ博物館見学です。
バックが不鮮明なので、拡大するとこのようになっています。
博物館の中は、歴代のモデルから最新モデルまでが展示されていました。
また、創業者ポルシェ博士は最初、電気自動車の開発もしていたんですね。 なんと、ホイールイン・モーターです。
本日も、充実した研修にすることができました。
関係者の皆様、ありがとうございます。