
今年もモータースポーツ科 体感型授業の【タイヤマネージメント】カート実習を行いました。
レースで優勝するためには、タイヤのグリップ力を最大限引き出すことは必須条件!!!
この授業は、レーシングカートを使用してタイヤのエア圧の変化でグリップ力や挙動がどのように変化するのかを体感するのが目的です。

NATSサーキットに特設コースを作り2日間しっかり体感します。
エア圧の調整中・・・

はじめにウォームアップとして0.8kg/cm2で5周
続いて0.9kg/cm2に変更して8周
最後に1.0kg/cm2で8周走ります。

コンマ1の違いで大きく変化!
この差がラップタイムの差に表れたり、挙動の好みが分かれたりと様々なことがわかりました!

タイヤマネージメント、エア圧管理の大切さを体感し、今後のレース活動に生かすことが出来そうです。
モータースポーツ科にはこのような体感型授業がたくさんあります!!
皆さんもモータースポーツ科で一緒に勉強してみませんか!?

自動車研究科第33期一級自動車整備士コースの卒業生は、卒業後の3月に一級自動車整備士の「学科試験(筆記)」に全員が合格していました。
そして「口述試験」のために5月の連休にNATSに再集合し、特訓を実施しました。
その甲斐あって「口述試験」にも全員が合格しました。「実技試験」が免除になるため、晴れて全員が「一級自動車整備士」となることが決定しました。
今後は、それぞれの職場においての活躍を期待しています。
在学中の実習に真剣に取り組む彼らは、全員が一級自動車整備士となりました。
5月25~26日に富士スピードウェイでスーパー耐久シリーズ第2戦 富士24時間レースが開催されました。

今年からST2クラスへの参戦となるチームNATS。シビック タイプRで初めての24時間レースに挑んできました!!

予選2番手からスタートした72号車は、『周りに惑わされない』作戦でマシンを労わりながらチームの決めたペースで順調に周回を重ねていきましたが、スタートから約2時間経過した頃に、フロントハブの破損でタイヤが脱落するトラブルが発生・・・
ポジションを7番手まで落としてしまうものの、懸命の修復作業でレース復帰すると着実に順位を上げ、夜が明ける頃には4番手までポジションアップ!!

しかし、またしてもサスペンションパーツが破損するトラブルが発生し緊急ピットインを強いられます・・・
ここでもすぐに修復作業を行うことができ4番手のまま復帰すると、終盤ミッショントラブルを抱えながらも無事チェッカー。

4位完走を果たすことができました。
トラブルに見舞われ少し悔しい結果となってしまいましたが、学生にとってはとても貴重な経験となり、諦めないことの大切さを実感できた良いレースになったと思います。

次回は九州オートポリス!! 各部の改良を行い、もっともっと強いマシンとチームにしていきたいと思います。
皆さん、応援ありがとうございました!!
暖かいと思っていたら寒い日が来たり。一人暮らしを始めた新入生にとっては体調管理が難しい季節です。皆さんはどうですか?さて、1年生の「はじめの実習」の続きは溶接から

左側の写真は「ガス溶接」右側の写真が「アーク溶接」です。 どちらの作業も初めての学生ばかり。大丈夫なの? もちろん大丈夫です!どちらも安全に作業ができるようにと、 講習を行い、NATSに入って初めての「講習修了証」も手にしました‼ そして学生達がもっとも楽しみにしている実習が・・・・ エンジンを分解、組み立てる「測定実習」
4気筒のガソリンエンジンを分解。はじめて見るエンジンの内部 はじめて使う工具の数々に四苦八苦。でも楽しい‼しかし、本当の「恐怖⁉」はこれから。。。
そう!この実習の名前は「測定実習」今までに見たことも聞いたこともない。もちろん触ったこともない工具を使って測定開始! 0.01mmという細かい単位まで測定出来るマイクロメータは最初の調整から読み取り方まで気を使います。さっきまでの笑顔が消え真剣な眼差し。その先に待っていたものは・・・ 出来た!という「笑顔」やっぱり車は楽しい!と実感した授業でした。
