いよいよ本日より自動車整備科での学びの集大成ともいえる技能競技大会が始まりました。




実技競技は来週より執り行われます。 各チーム全力を出し切り頑張ってください。
秋晴れとなった11月5日(土)、NATSサーキットを舞台に「2022 NATS EV 競技会」が開催されました。高校生がエントリーするジュニアクラスと大学・一般の方々のオープンクラスに分かれ、全国より15チームの皆さんにご参加いただきました!
この競技はイコールコンディションのバッテリーを使い、2時間の周回数(距離)を競うという、まさに脱炭素の時代にマッチした究極のエコカーレースです。
開会式では主催者を代表してNATS矢部理事長・学校長が挨拶し、「日頃の努力を発揮して有意義な大会にして下さい」と参加の皆さんにエールを送りました!
この日は終日爽やかな陽気となり、絶好のコースコンディション!午前中は車検・練習走行が行われ、決勝は12:30にスタートしました!スタート合図とともに、全台一斉にベストポジションを取るためのバトルが展開され、レースが中盤に差し掛かると、いかに高効率で電力を使うか、コース取りやスピード調整などが行われ、着々とレースが進められました!
そして14:30に無事にレースが終了し、結果は下記のような順位となりました!
ジュニアクラス(高校部門)優勝は、「学法福島ERL」の「INTERCEPTOR」で、記録は48周(ベストタイム2’19″162)
1 学法福島ERL 【INTERCEPTOR】
2 千葉県立下総高等学校 自動車部A 【INNOVATION22】
3 千葉黎明高校 工学部【RMCエンタープライズ KAZUO号】
4 千葉県立下総高等学校 自動車部B 【INNOVATION20】
5 長野工業高校 環境システム班 【S.P.Evolution Ver.S】
6 長野工業高校 環境システム班 【SP.Evolution Ver.GANMA】
7 仙台工業高等学校 定時制 【不撓不屈04】
8 豊昭学園電気研究部 【Dyson’s】
9 千葉黎明高等学校工学部【RMCエンタープライズ KAZUO2号】
オープンクラス(一般部門)優勝は、「東郷アヒルエコパレーシング」の「Pursuiter」で、記録は54周(ベストタイムは2’04″597)の好成績!!
1 東郷アヒルエコパレーシング 【Pursuiter】
2 チーム”ヨイショット!”ミツバ 【ULTIMATE TESLA’22】
3 東海大学ソーラーカーチーム 【Faraday’s Magic 2】
4 東海大学ソーラーカーチーム 【Faraday Magic 3】
5 星翔高等学校 電気自動車研究部 顧問’s 【黒文鳥】
6 Team ENDLESS 【リボン Go!】
参加者の皆さん、見学者の皆さん、実行委員会の皆さん、大変お疲れ様でした!皆様のおかげで今年も大変良い競技会を開催することが出来ました。本当にありがとうございました!
また来年もNATSサーキットでお会いしましょう!
※大会の詳しい模様はコチラのページからもご覧いただけます!https://www.nats.ac.jp/event/nats-ev
NATS後援会企業として、学生たちの就職活動を全面的にバックアップいただいておりますCNホールディングス株式会社様(千葉日産自動車株式会社様・日産プリンス千葉販売株式会社様)より、カスタムカー製作資金を ご寄贈いただきました。
昨年はリーフ、一昨年はフェアレディZなど、本校の教育方針に深くご理解をいただき、カスタマイズ科の製作車両について、毎年多くのご支援をいただいております。いつも本当にお世話になりましてありがとうございます。
(常務取締役・荒井様より、NATS矢部理事長へ目録が手渡されました)
荒井様をはじめ、人事部長の工藤様や課長補佐の佐々木様からも激励のお言葉を頂戴し、製作を担当する学生たちも、東京オートサロンに向けて、さらなる気合が入りました!!
ご支援いただいた資金を利用させていただき、昭和41年式のブルーバード410を現代に甦らせるレストアをメインにカスタムペイントやエアサスペンション搭載など、“魅せる”演出でクールに仕上げる予定です!
来年の東京オートサロンまで、もうあと2か月あまり。学生たちは土・日曜日も製作にあたり、頑張っていますので、完成をお楽しみにしていてくださいネ!
10月22日・23日に富士スピードウェイでJAF F4選手権の第10戦・第11戦が行われ、第11戦では3位。待望の今季初表彰台を獲得することできました‼


今回もチームNATSからは72号車、0号車の2台体制での参戦となります。
また、今回に向けて事前テストを行い車両の仕様変更、セットアップを進めて臨みました。
20日(木)から練習走行を開始したチームNATS。
事前テストのデータを基にクルマを持ち込みましたが、事前テストで良かった車両のフィーリングが無く思うようにタイムが上がらず…


セッティング変更を繰り返し、試行錯誤をしていきます。
そして迎えた22日(土)第10戦の予選。
72号車はセット変更を繰り返し良い方向になりつつも、思うようにタイムアップせず、6番手。
0号車は16番手で終えました。

決勝に向けて更なるタイムアップを目指しセッティング変更した第10戦は、予選順位から1つポジションを上げ5位でゴール。
0号車も1つポジションを上げ15位となりました。


レース後、第11戦に向けてのメンテナンス、セッティング変更を行いました。
23日(日)の第11戦。

応援団も駆けつけてくれて気合が入ります!
第11戦のグリッドは、第10戦の予選のセカンドベストで決まり、72号車は6番手タイムでしたので、6番グリッドからスタート。
0号車は15番手スタートとなりました。
セッティング変更が功を奏した72号車は次々とオーバーテイク!その後は、トップ集団に食らいつき3位でゴールとなりました。
0号車は13位で無事完走しました。

今季は車両の仕様変更を行い、なかなか車両が煮詰まらず苦戦が続き試行錯誤の連続でしたが、やっとその努力が実りました。学生たちの自信やモチベーションにも繋がったと思います。
次戦は11月27日、鈴鹿サーキットで行われる最終戦。S耐と併催となりますのでどちらも応援よろしくお願いします!