7月31日~8月1日に、九州オートポリスサーキットでスーパー耐久レースの第4戦が開催されました。

前回の富士24時間レース以降、約2か月ぶりのレースです。昨年はコロナウイルスの影響からレーススケジュールが大幅に変更となり、真冬のレースでしたが、今年は例年通りのスケジュールで開催となり、灼熱のレースとなりました。
今回から新たなスポンサー様が加わり、マシンのカラーリングも一新!!カッコいいですねぇ~!!!

木曜からサーキット入りしたチームNATSは順調にセットアップを行い、マシンを仕上げていきました。ここまで暑い中での走行は今回が初だったので、熱による影響も心配されましたが、特に問題も発生せず良い仕上がりになりました。

迎えた公式予選。今回もABドライバーの合算タイムでグリッドが決定しますが、72号車は惜しくもAドライバー予選、Bドライバー予選、どちらも2番手のタイムで、日曜日の決勝は2番グリッドからのスタートが決定しました。

決勝当日・・・まさかの、雨です・・・。
セッティングや作戦・・・色々と悩まされたレースとなりました。スタート直後から霧が出始め、2回のセーフティーカー導入があり、その後は赤旗中断。

その間に天候は回復し、レース再開後はすぐに路面も乾きドライ路面でのレースとなりました。72号車はレース再開と同時にドライタイヤに交換し、猛プッシュ!!

ピットインにより一時は最後尾近くまでドロップしてしまいましたが、必死の追い上げでポジションアップ。トップまで浮上します!!
最後のピットインでは停車時間を減らすため、タイヤ2本のみ交換という作戦を行い、トップでコースに復帰しますが、そこからのペースが上がらずポジションダウン・・・
惜しくも4位という結果で終了となりました。
あと一歩というところで表彰台を逃す形となってしまいましたが、これもレース!!簡単に勝てないところがレースの楽しいところでもあります。

次回は9月に行われる鈴鹿ラウンド。今度こそ・・・今度こそ・・・優勝するぞ!!! みんなで頑張ろう!!!
皆さんこんにちは!自動車研究科です!
NATSは明日より夏休み期間に入る為、節目の式典である文月式を行いました。

早川教頭先生より、4月から7月までの所感や夏休み期間中の注意事項の確認、新型コロナウイルス感染対策の徹底などの講話を頂きました。また、各担任の先生方からも、不要不急の外出自粛の徹底、おうち時間の有効活用等のお話がございました。
。
何かと我慢の多い夏休みになるかと思いますが、9月1日に全員が笑顔で登校出来るように頑張っていきましょう!
皆さんこんにちは!自動車研究科です!
自動車研究科3年生は現在、機械加工工作実習と検査整備実務を行っております。今回は検査整備実務の実習模様をご紹介いたします。
検査整備実務では、実際にディーラー等の整備工場で行われている法定24ヶ月点検(車検)の整備と完成検査の実習を行っております。

エンジンルームの部品に不具合が無いかを点検したり、交換が必要な部品があれば実際に部品を手配し交換を行っております。

重要保安部品であるブレーキ回りも分解し、各部品に不具合が出ていないかを確認しております。

リアブレーキも同様に確認。こちらの実習車は前後でブレーキの構造が違う為、一台で2種類のブレーキ機構を学ぶことができます。組み立ての際に苦労する学生もおりましたが無事に組み立てることが出来ました。
整備後には、不具合や車検に適合しない箇所が無いかを最終的に確認する完成検査を行い、検査に合格することで車検整備が完了となります。

検査ラインへ車両を搬入します。検査ラインでは先ほど分解したブレーキ機構が正常に作動するのか、速度計に狂いは無いか、ヘッドライトの光軸は正常範囲内か等の確認を行いました。

全ての検査項目に合格した事で、整備を行った学生たちにも安堵の表情が見られました。
皆さんこんにちは!自動車研究科です!
自動車研究科3年生は現在、機械加工工作実習と検査整備実務を行っております。今回は機械加工工作実習の実習模様をご紹介いたします。
機械加工工作実習では、FRP成形と溶接の2班に分かれ、校内で使用出来るベンチの椅子とフレームを作成しながら、FRP成形と溶接の知識と技術を学んでおります。
こちらはFRP成形の様子です。

まずは量産用のメス型を作成する為、ベースとなる椅子に下処理を施します。完成のイメージを想像しながら仲間たちと意見を出し合っておりました。メス型の品質が悪いと製品の品質も落ちる為、学生たちも真剣です。

メス型完成後、硬化剤を混ぜた樹脂でメス型にFRPを貼り付けながら積層し、硬化が完了したところでメス型から抜き取ると製品は完成です。製品のクオリティを上げる為、樹脂の塗り方やFRPの貼り方を工夫しながら作成しておりました。

完成した椅子がこちら(左側)。形が全く同じ椅子を複製することが出来ました。仕上げの処理を行いとても滑らかな触り心地の椅子となり、学生たちも大喜びで愛着が沸いたようでした!
FRPで製作したベンチの椅子を支えるフレームの製作は、溶接のグループが担当しております。

こちらはアーク溶接の一種であるMIG溶接を行っている様子です。NATSでは1年次に[アーク溶接業務特別教育]を修了する為、学生たちは手際よく溶接を行っておりました。素敵なベンチが完成しそうで楽しみです!