フレーム修正実演授業

 

こんにちは!カスタマイズ科です!

今回はフレーム修正についての実演販売ならぬ、実演授業をご紹介します。 そもそも、フレーム修正とは何かといいますと!事故をおこしてしまった車の歪み、曲がってしまったフレーム(骨格)を正しい位置に戻すことで、人で言うところの骨や関節を整える整体になります!

こちらが今回の事故車両で、右後ろが大きく変形している状態。

右の写真はフレームの正しい位置を表す、修理書です。

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この変形を油圧の力を利用したアーム(黄色)を使って引き出していきます。フレーム修正が生で見られるということで、食い入るように見つめる学生たち!フレームがきしんだ音をさせながら引き出されていく度に「おーっ!!!!」と声が上がっていました!

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そして、みるみる内に元の形に!

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卒業後に即戦力となるように、教科書を開くだけではなく、本物を見て触れて学ぶ。

百聞は一見にしかずと言うことわざ通り、車両製作の中で乗り越えなければいけない壁や問題を聞くだけではなく、しっかりと見て、学んで、乗り越えて自らの技術向上と自信に結び付けていってもらえるように、我々カスタマイズ科教員が全力で支えていきます!

というわけで、次回からは一人ずつカスタマイズ科の熱い教員を紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

 

 

 

 

1年 日常点検

皆さんこんにちは。1年生の実習も本格的になり、車両の取扱方法を含めた日常点検の実施を車両の各部品の役割などを確認しながら行っています。車両は86,BRZ,ワゴンRを主としてクラウン、NSX、GT-Rなども使い、実習が展開されています。

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実習場に並んだ教材車たちです。

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エンジンオイルの量、状態の確認方法を先生に説明してもらい、その後自分で確認します。車両を使った実習ですので学生たちも楽しそうに授業に参加しています。ところで今日のスペシャルカーは何でしょうか・・・?

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今日はR35 GT-Rでした。時々登場するスペシャルカーも学生たちの楽しみの一つでもあります。

1年生の皆さん、実習内容も徐々に本格的になっていきます。頑張って技術、知識を身につけましょうね。

自動車リサイクル工場見学

研究科3学年は、1級コース、CADコース、マネージメントコース、国際エンジニアコース、それぞれの授業展開が始まっています。

本日は、環境経済学の授業の一環として、千葉県富津市にある、東日本資源リサイクル株式会社様へ見学をさせていただきました。

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まず使用済み自動車が入庫したら、リユース可能な部品は、取り外されていきます。そして、中古部品またはリビルト部品として市場に流通します。

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次にリサイクル可能な材料ごとに分別するため、資源として分解されていきます。自動車整備業界を目指す学生たちからは「痛々しいなぁ。」との声も聞こえきました。

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分別が完了した車両は、油圧のプレス機に入れられサイコロ状にされます。この状態で製鉄会社が鉄鋼材料として加工し、新しい製品に生まれ変わるそうです。

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日頃、学園内でも目にすることのできない行程を拝見させていただき、学生たちも大変勉強になりました。

東日本資源リサイクル株式会社の皆さま、ありがとうございました。

 

NATS MBW550がバンコクへ旅立ちました?!

今年の東京オートサロンで行われた「東京国際カスタムカーコンテスト」で最優秀賞(Kカー部門) を獲得したNATS MBW550がタイのバンコクオートサロンにご招待いただき、先ほど船旅で出発いたしました!

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カスタムカーはどこに行っても話題になります!「学生の作品です」と言うと本当に驚かれます!そのくらいにクオリティが高いのです!

 

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コンテナに収められ、いざ出発!タイの皆様にもNATSカスタムカーを楽しんでいただければと思います!MBW550いってらっしゃい!

後援会企業さまにテストコースを貸し出しました!

学生の就職活動において、日頃より大変お世話になっております“NATS後援会企業”様よりご依頼をいただき、特殊車両登録のための「ひずみ試験測定」会場として、NATSオートモーティブパークをご利用いただきました。

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フロントとリアにそれぞれ測定器をセット! トヨタセンチュリーがベース。

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横から見るとかなりストレッチされているのが分かります。あまり身近ではお目にかかれませんが、誰でもいずれはお世話になるクルマです。 6月1日から不正改造車排除強化月間になります。事故などでこの車のお世話にならないように注意しましょう!

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測定を担当されていたのは本校カスタマイズ科25年卒業の磯野夏海さん。カスタマイズ科で学んだ技術が現場でも充分に生かされていて、私たちも大変嬉しく思いました!更なるご活躍を期待しております!

キャリア支援室長 伊藤慎吾