皆さんこんにちは。関東地方も梅雨入りしましたが、学生たちは元気に実習に励んでいます。今回は日常点検に続き基本作業であるジャッキアップダウン、油脂類交換の様子をお伝えします。
ジャッキの点検、リジットラックの準備を行いいよいよ作業開始です。

実習場のあちこちから「ジャッキポイントよ~し!」「あげま~す!」など元気な掛け声が掛かり、それに反応する「は~い」という返事が聞こえ作業が進みます。
その様子をチェックする学生が・・・。実は実技検定を実施しており、いかに安全に、正確に、早く作業が出来るかをチェックしています。当然審査員は学生がつとめます。

安全な作業環境が確保できて初めて油脂類の交換などの作業が安心して出来るようになります。

学生の皆さんこれからも安全に十分配慮して作業に集中してくださいね。
6月7日(日)の17:00に首都圏中央連絡自動車道(神崎IC~大栄JCT)の一般開通に先立ち、13:30から開通式が行われ、NATSカスタムカーも“走り始め”に参加してまいりました!

東京オートサロンでも話題となった「NATSちょろ~る」と「NATS移動教室車」が開通式の記念ゲートをくぐり、大栄JCTに向かいました!

式典会場となった下総ICでは、成田市ゆかりの企業や自治体などが、ブースを構え開通式を盛り上げました!NATSからは「NATS EV Prototype02」と「NATS Formula SAE」の学生手作り車両2台の展示を行いました!

この開通によって北関東からNATSへのアクセスが大変便利になり、また今年度中には関越道と東北道も圏央道でつながるため、東北や上信越の皆様も、ますますNATSが近くなります!
(※NATSは大栄ICから1分です)
こんにちは!カスタマイズ科です!
今回はフレーム修正についての実演販売ならぬ、実演授業をご紹介します。 そもそも、フレーム修正とは何かといいますと!事故をおこしてしまった車の歪み、曲がってしまったフレーム(骨格)を正しい位置に戻すことで、人で言うところの骨や関節を整える整体になります!
こちらが今回の事故車両で、右後ろが大きく変形している状態。
右の写真はフレームの正しい位置を表す、修理書です。


この変形を油圧の力を利用したアーム(黄色)を使って引き出していきます。フレーム修正が生で見られるということで、食い入るように見つめる学生たち!フレームがきしんだ音をさせながら引き出されていく度に「おーっ!!!!」と声が上がっていました!


そして、みるみる内に元の形に!

卒業後に即戦力となるように、教科書を開くだけではなく、本物を見て触れて学ぶ。
百聞は一見にしかずと言うことわざ通り、車両製作の中で乗り越えなければいけない壁や問題を聞くだけではなく、しっかりと見て、学んで、乗り越えて自らの技術向上と自信に結び付けていってもらえるように、我々カスタマイズ科教員が全力で支えていきます!
というわけで、次回からは一人ずつカスタマイズ科の熱い教員を紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
皆さんこんにちは。1年生の実習も本格的になり、車両の取扱方法を含めた日常点検の実施を車両の各部品の役割などを確認しながら行っています。車両は86,BRZ,ワゴンRを主としてクラウン、NSX、GT-Rなども使い、実習が展開されています。

実習場に並んだ教材車たちです。

エンジンオイルの量、状態の確認方法を先生に説明してもらい、その後自分で確認します。車両を使った実習ですので学生たちも楽しそうに授業に参加しています。ところで今日のスペシャルカーは何でしょうか・・・?

今日はR35 GT-Rでした。時々登場するスペシャルカーも学生たちの楽しみの一つでもあります。
1年生の皆さん、実習内容も徐々に本格的になっていきます。頑張って技術、知識を身につけましょうね。
研究科3学年は、1級コース、CADコース、マネージメントコース、国際エンジニアコース、それぞれの授業展開が始まっています。
本日は、環境経済学の授業の一環として、千葉県富津市にある、東日本資源リサイクル株式会社様へ見学をさせていただきました。

まず使用済み自動車が入庫したら、リユース可能な部品は、取り外されていきます。そして、中古部品またはリビルト部品として市場に流通します。

次にリサイクル可能な材料ごとに分別するため、資源として分解されていきます。自動車整備業界を目指す学生たちからは「痛々しいなぁ。」との声も聞こえきました。

分別が完了した車両は、油圧のプレス機に入れられサイコロ状にされます。この状態で製鉄会社が鉄鋼材料として加工し、新しい製品に生まれ変わるそうです。

日頃、学園内でも目にすることのできない行程を拝見させていただき、学生たちも大変勉強になりました。
東日本資源リサイクル株式会社の皆さま、ありがとうございました。