こんにちは。
皆さん、ベンダーって知ってます?
鉄板や、鉄パイプの曲げ加工に使用する機械のことですが、この度、鉄板の曲げ加工用ベンダーを、株式会社北総ダクト工業様より寄贈していただきました。
第2研究棟へ設置し、学生たちの実習やSAEの車両製作に役立てていきます。
早速、再塗装のための下処理を始めました。
みんなで大切に使わせていただきます。
株式会社北総ダクト工業様、誠にありがとうございました。
皆さんこんにちは。
先日は体育祭の様子をお伝えしましたが、今回は自動車を使った運動会ならぬ、NATS軽ダートCUP 2年プレ走行会の様子をお伝えします。この会の目的として10月に行われる全校での本大会に向けてのドライバーのローテーション、燃費計算、周回ラップタイムなどのデータ収集がメインとなっています。
2年生が手塩にかけてメンテナンスしたマシンたちです。
4月に行われた模擬走行会では、走行時間は45分でしたが今回は本大会と同じ90分間で行われます。開会式では、各種ルールの説明注意事項などが主催者のモータースポーツ科から行われその後競技開始となります。
スタート前の準備が整いセーフティーカー先導によるローリングスタートで走行開始です。
4月の走行会ではコースアウト、車両トラブルなど色々ありましたが、今回は大きなトラブルもなく順調な走行が続きます。
ドライバー交代も速やかに、タイヤ交換も手早く行っていました。さすがに2年生です。
時間は刻々と経過し90分間の走行時間が終了。全車無事にチェッカーフラッグを受けました。
90分間ダートコースを走りきると車も疲れます。
今回は2年G研クラスが優勝の栄誉に輝きました。
G研クラスの皆さん先生、おめでとうございます。
本番は1ヶ月後です。今回取れたデータを分析して本大会でも良い成績を残せるよう頑張ってください。90分間走りきったドライバーの皆さんそして各クラスの愛車たち、お疲れさまでした。
モータースポーツ・ライフ・セービング機構(LSFA)のインストラクター資格を持つ海老原・長岡先生によるLSO講習で、応急救護(セーフティ・マネージメント)の授業です。モータースポーツにおけるレスキュー・救急システムの理解と、適切な医療手当を行なう手法を身につけるため、訓練します。
最近は、教習所などでも応急救護を訓練しますが、NATSの上級3科(モータースポーツ科、カスタマイズ科、研究科)では、資格取得も兼ねての講習を行っています。手当の際は、ゴム手袋やキューマスク(吹き込み用具)を使用し、様々な感染防止をしてから行います。またC.P.R(心肺蘇生)には体力が必要です。30対2と言われ、心臓マッサージ30回、2回息を吹き込みを5セット行う訓練をします。これが本当に大変です。
更に、最近は色々な所に設置が進むAED(自動体外式除細動器)の使用方法についても学びます。S/WをON後はスピーカーから流れる音声に従って器具を扱うだけです「落ち着いて・・ゆっくりでOKです!」
「もし!!」という現場に遭遇した場合、器具の使用方法や適切な対処方法がわかれば人命救助「命を救う」ことが出来るのでは・・・。しっかりと身に付け資格もきっちり取得しましょう!!
そしてLSOに続きモータースポーツとバリアフリーという授業として、『ハンディキャップドライバー』の勅使河原先生に、ハンディキャップの大変な所を色々と説明していただきました。勅使河原先生は、20歳のころにバイクレースで転倒。他車にも巻き込まれ、病院で気がついた時には下半身不随に・・・。それでもレースへの気持ちを諦めず、JAFのA級ライセンスを取得し、NATSモータースポーツ科と共に、レース参戦をしてきました。
今回は自らが開発にも携わる福祉車両を乗ってきていただき、『障がい者』の為に開発が進む車両についてもご説明していただきました。
電動で車イスを格納できる機構に、学生達もビックリの様でした。
最後は毎年恒例の車イスタイムトライアル!!普段は気にならないちょっとした段差も車イスではバリア(障壁)に感じ、学生達もあらためて大変さを実感していました!!
「備えあれば憂いなし!!」レースの世界だけではなく、身近なところで「危険が・・!」
しっかり勉強して「社会貢献」・・・もしもの為に必要な技術ですね!!
また9/14~15に行われたスプレンド―レ榛名(クラシックカーラリー)に、勅使河原先生が1962年のアルファロメオで参戦し優勝したそうです。
ハンディキャップドライバーでありながら見事ですね。勅使河原先生おめでとうございます!!