1学年の実習もだいぶ内容が濃くなってまいりました。
現在展開している実習は走行に必要なシャシの各装置について勉強していますので簡単にご紹介します。




NATSには日本の学生のみならず、世界の国々から自動車技術を学びたいとする留学生が集まっていますが、特に学びの壁となるのが「言語」です。
来日して日本語学校で、基本的な語学については勉強している学生達ですが、どうしても非漢字圏の学生達は、教科書に多用される「漢字」について苦労しています。
そこでNATS自動車研究科の郷古教授が中心となり、自動車技術用語辞典の編集委員会を立ち上げ、自動車大学校での授業や、自動車整備士の仕事で良く使われる用語について、「日本語」と「英語」と「ベトナム語」が併記された用語辞典を完成させました。
NATSの留学生は早速、授業中でもこの辞典を活用して勉学に励んでおり、とても使いやすくてわかりやすいと評判も上々でした。
この自動車技術用語辞典はお譲りすることも可能です。詳しくは学校までお問い合わせください。
10月10日(土)にスーパー耐久レース第2戦がスポーツランドSUGOで行われました。
今回は3時間で争われるレースのため、前回の富士24時間から見ると1/8! ほぼスプリントのようなレースが予想されました・・・
水曜日から現地入りした我がチームNATSは足回りのセッティングを煮詰め、好タイムでラップを続けられるようにマシンを仕上げていきました。
しかし、金曜日のフリー走行終了間際にまさかのエンジンブロー!! 学生達の頑張りでスペアエンジンへの載せ替えも完了し、無事レース当日を迎えることができました。
当日は朝から生憎の天候となってしました。予選は今回もA,Bドライバーのベストタイムの合算で決定され、チームNATSは10番手。
決勝は、大雨のためセーフティーカースタートとなりました。4周のセーフティカーランが行われ、解除後はトップ8台が団子状態でレースが進んでいきます。 72号車もトップ集団の最後に付き、燃費を稼ぎながらも攻めの走りを続けました・・・
レース中盤、大雨の影響でセーフティーカー導入されると、ここで一気に各チームが動き出します。チームNATSもこのタイミングで2回の規定ピット義務を消化し、最終ドライバーへとバトンが渡りました。
後半も順調に周回を続け、無事チェッカー!! 今回はアクシデントや接触もなく、7位で3時間のレースを終えることができました。
レース前日にはトラブルもありましたが、学生達が完璧な車に仕上げてくれ、参戦2レース目にしてもう少しで入賞というところまで来ることができました。
第3戦は岡山国際サーキットで行われます。次回も3時間のレースですので、次回は更に上位を目指し引き続き頑張ります!!
皆さん、応援ありがとうございました。
NATS後援会企業としてご賛同いただき、多くの学生たちの就職受入先企業として多大なるご支援をいただいております千葉トヨタグループ様より、「アルファードの純正部品」約90点をカスタムカー製作のためにご寄贈いただきました。
はじめに千葉トヨタ自動車株式会社の常務執行役員・杉本達夫様より、「日本には約9000万台もの車が保有され、新技術などを搭載したクルマがたくさん走っています。そんな車両のメンテナンスを担う優秀な人材はこれから増々必要とされ、私たち千葉トヨタグループもNATSの学生さん達には大いに期待しているところです。また今回、カスタムカーを製作する皆さんは、色々と苦労もあろうかと思いますが、ぜひ乗り越えていただき、素敵なクルマを作ってください。楽しみにしています」とご挨拶をいただきました。
続いて、ネッツトヨタ千葉株式会社の常務執行役員・本庄隆一様より、矢部理事長へ目録が手渡されました。
それを受けて、矢部理事長・学校長は「“夢と元気はNATSから”のキャッチフレーズのもと、各科それぞれが様々な取り組みをしています。千葉トヨタグループ様に内定の決まった学生達は夢は大きく・根は深く・志高くをモットーにさらなる技術力向上に励んでいただきたい。またこの度は高価な部品提供をいただき、誠にありがとうございます。カスタマイズ科の学生達もプレッシャーを感じながらも、精一杯いいクルマを作るよう努力すると思いますので、ぜひご期待ください」と謝辞を述べました。
千葉トヨタグループ様に就職内定をいただいている学生達も贈呈式に出席しました!!就職活動時は学生達が大変お世話になりましたネッツトヨタ千葉株式会社の寶田孝様、千葉トヨタ自動車株式会社の吉田純様も入っていただき一緒に記念撮影!!
最後は出席者全員で記念撮影です。この度はお忙しい中、ご来校いただき、また車両部品をご寄贈いただきまして誠にありがとうございました。