皆さんこんにちは。モータースポーツ科の体験型授業、「セイフティーマネージメント」について紹介します。
私たちの日常生活において事故や急病は、予期せず訪れてきます。また、モータースポーツにおけるレスキュー・救急システムの理解と、適切な医療手当を行なう手法を身につける為に「緊急時の応急手当と事故防止」について勉強します。講習内容の一部を挙げると、回復体位の取り方や、CPR(心肺蘇生)、また最近は身近な場所に設置が進むAEDの取扱など・・・
感染防止対策を行い、講習を進めていきました。


映像を視聴し手順ややり方がを理解してから、自ら実践!!


CPR/心肺蘇生、並びにAEDの実技訓練です。医療を題材とした映画やドラマのワンシーンで見る機会がありますが、実際に行ってみると大変です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方や、AEDの操作など、ペアで息を合わせて一生懸命練習します。学生たちはこの講習を通じ、緊急時の応急手当の大切さを学んだ様子でした。
今回の講習で学んだことをしっかりと身に付けておけば、「もしも!!」のときに人命救助「命を救う」ことが出来るのではないでしょうか。学生の皆さん、講習お疲れ様でした!!
皆さんこんにちは。今回は体験型授業の一つ、「モータースポーツとバリアフリー」について紹介します。
担当講師はハンデキャップドライバーの勅使河原先生です。バイクレースで転倒し怪我をされ下半身不随に・・・しかしレースに対する情熱が熱くJAFの国内A級ライセンスを取得しNATSモータースポーツ科と共にレースに参戦し、健常者と互角以上の走りをして来ました。そんな勅使河原先生からモータースポーツとバリアフリーをテーマに、日常生活やレースでの経験をもとにした授業を行っていただきました。


講義の中で段差での介助方法や車への乗車方法を経験したり、特設コースを作りタイムアタックを行いました。




普段だと何気ない段差や傾斜が車椅子だと大きな障害となることを知り、改めてバリアフリーの大切さを実感。学生たちにとって貴重な経験をすることができました。

勅使河原先生、1日ありがとうございました。
9月5日(日)JAF-F4シリーズ第7戦が、ツインリンクもてぎで行われました。チームNATSとしては約4ヶ月ぶりと久しぶりの参戦となりました。
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今回、15台エントリーと盛り上がりつつあるJAF-F4。チームNATSからは今回も#0、#72の2台体制です。
金曜日からフリー走行が行なわれましたが、、、
天候が不安定で路面状況もあまり良くなく、満足する走行とはなりませんでしたが、その中でも#72はウェットでの走行ではトップタイム、ドライ路面でもトップと遜色ないタイムを記録してフリー走行を終えました。
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そして迎えた予選。
順調に走り出したと思った#72でしたが、まさかのシフトトラブルに見舞われてしまいます…
ピットで応急処置をするも直らず、そのまま予選を走行することになり、結果は5番手。#0は13番手で予選を終えました。
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予選終了後、すぐにトラブルの原因を探るもなかなか見つからず、このままの状態での決勝も考えられましたが、そこはチームNATS!
トラブルの原因を見つけ、修復‼
予選はトラブルを抱えながら、トップのタイムとコンマ4秒差だったのでトラブルさえ直れば…
決勝の追い上げに期待がかかります。


そして決勝
コースインラップでポールポジションのクルマがトラブルでリタイヤ。トップ不在のスタートとなりました。スタートを決めた#72でしたが1コーナーで前車に並ぶが抜ききれず。その後も何度もオーバーテイクの機会を伺いますが、前車とのペースが同じで抜くことが出来ず、そのまま3位でチェッカーとなりました。また#0は10位完走となりました。
今回のレースは、予選でトラブルが出て出遅れてしまい、決勝では前2台のペースと変わりないことを考えると、予選でのトラブルが悔やまれるレースとなりました。
また、#72(NATS001)の課題としているところが出てしまうレースとなりましたが、次の方向性や改善点が見えてきました。引き続き車両の開発を進めて行きたいと思います。

次戦は12月、鈴鹿サーキットで行われる日本一決定戦となります。今年こそ日本一を取れるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。
先日、モータースポーツ科の卒業生からうれしい報告がありました!!
現在は株式会社スズキ自販湘南様のメカニックとして活躍されているモータースポーツ科14期卒業生の鈴木達也君。

8月24日(火)に社内で第1回『技能コンテスト』が開催されたそうです。1年目~3年目の整備職の社員が一同に介し、整備の腕前・知識を競うといった内容だそうです。
鈴木君は学科部門では最高得点を獲得、そして実技部門でも確実な整備を行い見事総合優勝!!

このように卒業生が社会に出てから活躍してくれることが、学校としての喜びですし、先生たちの励みにもなります。
鈴木達也君、改めておめでとうございます!!
今後も多くの学生がモータースポーツ科でしっかりとした技術力・人間力を身に着け社会で活躍してくるように、僕らもさらに気を引き締めて頑張ります!!
7月31日~8月1日に、九州オートポリスサーキットでスーパー耐久レースの第4戦が開催されました。

前回の富士24時間レース以降、約2か月ぶりのレースです。昨年はコロナウイルスの影響からレーススケジュールが大幅に変更となり、真冬のレースでしたが、今年は例年通りのスケジュールで開催となり、灼熱のレースとなりました。
今回から新たなスポンサー様が加わり、マシンのカラーリングも一新!!カッコいいですねぇ~!!!

木曜からサーキット入りしたチームNATSは順調にセットアップを行い、マシンを仕上げていきました。ここまで暑い中での走行は今回が初だったので、熱による影響も心配されましたが、特に問題も発生せず良い仕上がりになりました。

迎えた公式予選。今回もABドライバーの合算タイムでグリッドが決定しますが、72号車は惜しくもAドライバー予選、Bドライバー予選、どちらも2番手のタイムで、日曜日の決勝は2番グリッドからのスタートが決定しました。

決勝当日・・・まさかの、雨です・・・。
セッティングや作戦・・・色々と悩まされたレースとなりました。スタート直後から霧が出始め、2回のセーフティーカー導入があり、その後は赤旗中断。

その間に天候は回復し、レース再開後はすぐに路面も乾きドライ路面でのレースとなりました。72号車はレース再開と同時にドライタイヤに交換し、猛プッシュ!!

ピットインにより一時は最後尾近くまでドロップしてしまいましたが、必死の追い上げでポジションアップ。トップまで浮上します!!
最後のピットインでは停車時間を減らすため、タイヤ2本のみ交換という作戦を行い、トップでコースに復帰しますが、そこからのペースが上がらずポジションダウン・・・
惜しくも4位という結果で終了となりました。
あと一歩というところで表彰台を逃す形となってしまいましたが、これもレース!!簡単に勝てないところがレースの楽しいところでもあります。

次回は9月に行われる鈴鹿ラウンド。今度こそ・・・今度こそ・・・優勝するぞ!!! みんなで頑張ろう!!!