皆さんこんにちは!自動車研究科です!
自動車研究科3年生は現在、機械加工工作実習と検査整備実務を行っております。今回は検査整備実務の実習模様をご紹介いたします。
検査整備実務では、実際にディーラー等の整備工場で行われている法定24ヶ月点検(車検)の整備と完成検査の実習を行っております。

エンジンルームの部品に不具合が無いかを点検したり、交換が必要な部品があれば実際に部品を手配し交換を行っております。

重要保安部品であるブレーキ回りも分解し、各部品に不具合が出ていないかを確認しております。

リアブレーキも同様に確認。こちらの実習車は前後でブレーキの構造が違う為、一台で2種類のブレーキ機構を学ぶことができます。組み立ての際に苦労する学生もおりましたが無事に組み立てることが出来ました。
整備後には、不具合や車検に適合しない箇所が無いかを最終的に確認する完成検査を行い、検査に合格することで車検整備が完了となります。

検査ラインへ車両を搬入します。検査ラインでは先ほど分解したブレーキ機構が正常に作動するのか、速度計に狂いは無いか、ヘッドライトの光軸は正常範囲内か等の確認を行いました。

全ての検査項目に合格した事で、整備を行った学生たちにも安堵の表情が見られました。
皆さんこんにちは!自動車研究科です!
自動車研究科3年生は現在、機械加工工作実習と検査整備実務を行っております。今回は機械加工工作実習の実習模様をご紹介いたします。
機械加工工作実習では、FRP成形と溶接の2班に分かれ、校内で使用出来るベンチの椅子とフレームを作成しながら、FRP成形と溶接の知識と技術を学んでおります。
こちらはFRP成形の様子です。

まずは量産用のメス型を作成する為、ベースとなる椅子に下処理を施します。完成のイメージを想像しながら仲間たちと意見を出し合っておりました。メス型の品質が悪いと製品の品質も落ちる為、学生たちも真剣です。

メス型完成後、硬化剤を混ぜた樹脂でメス型にFRPを貼り付けながら積層し、硬化が完了したところでメス型から抜き取ると製品は完成です。製品のクオリティを上げる為、樹脂の塗り方やFRPの貼り方を工夫しながら作成しておりました。

完成した椅子がこちら(左側)。形が全く同じ椅子を複製することが出来ました。仕上げの処理を行いとても滑らかな触り心地の椅子となり、学生たちも大喜びで愛着が沸いたようでした!
FRPで製作したベンチの椅子を支えるフレームの製作は、溶接のグループが担当しております。

こちらはアーク溶接の一種であるMIG溶接を行っている様子です。NATSでは1年次に[アーク溶接業務特別教育]を修了する為、学生たちは手際よく溶接を行っておりました。素敵なベンチが完成しそうで楽しみです!
6/25(金)から6/27(日)にかけて栃木県にあるツインリンクもてぎにて、モータースポーツ科17期TC班の初戦となる2021もてぎEnjoy耐久レースに参戦してきました。
モータースポーツ科ではメカニックだけではなく、JAF国内A級ライセンスを取得し、JAF公認レースとなるjoy耐にドライバーとしても参戦しています。今回はclass3に#72ロードスターを投入し4名のドライバーでレースに挑みました。
25日は練習走行日となっており26日に行われる予選、27日に行われる7時間の決勝に向けセットアップを重ねました。そして挑んだ予選、事前登録されたドライバー2名の合算タイムでグリッドが決定し、両ドライバー全力でアタックしましたが、総合70位(クラス10位)となりました。


グリッド上での記念撮影。円陣を組んで気合注入!!
決勝は27日の9:15スタートでゴールは7時間後の16:15。ローリングスタートにてレーススタート!!スタート直後にあった混乱にも巻き込まれることなく、ドライバー交代、給油、タイヤ交換を確実にこなし順位を上げながら走行を続けます。7時間と言う長丁場のレースも気がつけばゴールの時刻に・・・


結果は、#72ロードスター 総合55位(クラス9位)となりました。レースを通じて学生たちはレースの難しさ、楽しさ、完走の喜びなどを肌で感じることができたと同時に、次戦に向けての意気込みも高くなりました。


次回のレースに向けて、さらにチーム力を高めていきたいと思います。最後に皆様からの沢山の応援、本当にありがとうございました!!