先日、モータースポーツ科進級後に取得する資格「JAF公認審判員」の授業を行いました。これはレースを運営するための資格で、サーキット内の各ポストでフラッグを振ったりする役割の「コース」、レース車両の車検などを行う「技術」、レース中の周回数や順位、ラップタイムを計測する「計時」の3つに分かれており、学生たちはそれぞれ希望の資格を取得することができます。
2日間に分け、座学・実技の講習を行いました。
では、少し実技講習の模様をご紹介します!

講師の小高先生から旗の意味や出し方等についてレクチャーを受けた後、実際にドライバー側、運営側に分かれスタンディングスタート、ローリングスタートの模擬レースを行い、途中コース上にストップ車両が現れたり、コース上が滑りやすく危険であるというオイルフラッグが提示されたりと様々なシチュエーションを作り、それに合わせた対応を行います。

初めは緊張した面持ちでしたが、だんだんにフラッグの振り方も様になってきました。
全員が両方の立場を経験し、しっかりと内容を理解した様子でした!!


学生たちは最後の試験もクリアし、無事JAF公認審判員の資格を取得することができました。
次は実際の活動として、NATS軽ダートカップの運営を行う予定です!!
将来、この資格を生かしてサーキットオフィシャルとしても活躍する者も現れるかな? レースにこのような方面から携わるのも良いかもしれないですね!!
3/23(日)にモビリティリゾートもてぎでスーパー耐久シリーズの開幕戦が行われました。

チームNATSの学生にとっては本当の卒業レース!

シーズンオフの間に、かなりのアップデートを行い、ポテンシャルアップしたおかげで走り始めからまずまずの走りを見せます。

そこから、学生たちの更なるセットアップにより、なななんと予選ではポールポジションを獲得!!!
FL5シビックでは全チーム合わせて初めてのポールポジションだったようです!!!

決勝は序盤からトップを快走していましたが、後半はうまく歯車がかみ合わず、ポジションダウン・・・
それでも3位で無事チェッカーを受け、表彰台獲得となりました。

今回は悔しい3位となってしまいましたが、これもレース・・・
卒業レースを優勝で締めくくれなかったのは残念ですが、ポテンシャルの高さを実感することができた、良いレースだったと思います。

次回は新メンバーで臨む富士24時間レースです。過酷ですが、それ以上の感動と達成感が待っています・・・
優勝に向けて、さらに努力を重ねていきたいと思います。皆さん、応援ありがとうございました!!!
2025年 Formula Beatシリーズの開幕戦が2月22日・23日に鈴鹿サーキットで行われました。



昨年の最終ラウンドでエンジンをシングルスロットル化しストレートスピードが大きく向上したNATS001。今季に向け、更なるポテンシャルアップを狙いオフシーズンにフロントウイングの3枚翼化し臨んだシーズン開幕戦。

見事、ポールトゥーウィン‼
卒業レースとなった学生たちにとっても最高の結果になりました。




今回、練習走行ではタイムが思うように上がらず苦戦。チームで話し合いをし、様々なセッティング、現地でセッティングパーツの製作を行い今回の結果に繋がりました。

次戦の参戦予定は第5戦モビリティリゾートもてぎ。次年度の学生を迎えてのレースなります。
次戦も優勝出来るよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。
卒業式の日が近づいてくる中……
先日、「サスペンションセッティング」の授業を行いました!

「サスペンションセッティング」では、座学にてサスペンションのセッティングについて学びます。セットアップの方法や挙動の変化の仕方などを理解したら、マシンに乗り込みNATSサーキットを走行し挙動の変化を体感します。

まず初めにベースとなるセッティングで走行、その後「減衰力」と「車高」の変更をそれぞれ行い、再度サーキットを走行しセッティングの違いを体感します。




セッティングの感じ方は色々あり、「イメージと違った!」「こっちのセッティングの方が好み!」など様々な意見が出ました。
サーキット走行を通して楽しく、またセッティングの奥深さを学べた2日間でした!
皆さんもモータースポーツ科で楽しく学んでみませんか??
