昨日、千葉県内スズキディーラ様3社合同によるセミナーを開催いただきました! NATS卒業生で現在工場長として活躍している先輩に直接指導していただき、学生達も将来の自分のあるべき姿の目標とできたのではないかとと思います。




海外研修 5日目、6日目
5日目は、空路を使って、ドイツ・ミュンヘンから、イタリア・ミラノへと移動しました。
ミラノ・マルペンサ空港から、ミラノ市内へ向けてバスで高速道路を通って行きます。
イタリアの高速道路には、日本のETCに相当するシステム、TELEPASSがあります。世界に先駆けて導入されたシステムで、日本のETCもこれを参考に作られました。
ちなみに、TELEPASSの利用準備はとても簡単。小型の通信機に専用のカードを挿し、それをダッシュボードに張り付けるだけだそうです。
現在、イタリアでは、ナンバープレートから所有者を割り出し、登録された口座から通行料を自動引き落としするシステム、「フリーフロー」の導入が始まっています。日本よりも進んでいますね。
ミラノ市内に到着してからは、スフォルツェスコ城や、その内部にある博物館、ヴィットーリオ・エヌマーレ2世のガッレリア、ミラノのドゥオーモなどを案内してもらいました。
スフォルツェスコ城には、ミケランジェロ最後の作品「ロンダニーニのピエタ」が展示されています。なんと、この日は月に一度の開放日で、無料で展示を見ることができました。
6日目は、終日自由行動となり、各々観光に出かけました。その一部をご紹介いたします。
まずは、ミラノのドゥオーモを見学しました。
建物内は荘厳で、神聖な雰囲気がありました。ステンドグラスも美しく、その絵には新約聖書、旧約聖書等の内容がストーリー仕立てで描かれているそうです。いつもは元気な学生たちも、ここではその雰囲気に圧倒され、厳粛に見学をしていました。
続いてはコモ湖に向かいました。ミラノからは電車で約1時間。
コモ湖は、映画・スターウォーズ エピソード2のシーンに使われたりするなど、美しい景観で有名です。
駅の近くではクリスマスマーケットもやっており、リーズナブルにイタリア製品が買えるとあって、お土産を選んでる様子が良く見受けられました。
今夜はボローニャのホテルに宿泊する為、ミラノ観光は夕方まで。ミラノのホテルに再集合した後、ボローニャへとバスで移動しました。明日は、ランボルギーニの工場と、フェラーリ博物館の視察です。イタリアの高級車はどのように作られているのか、よく見ていきたいと思います。
海外研修 3日目、4日目
3日目は主にミュンヘン市内の観光をいたしました。
マックス・ヨーゼフ広場やミュンヘン新市庁舎、聖母教会など、主要な建造物を案内してもらいながら街を散策しました。
午後はフリータイムとなった為、ミュンヘン市内にあるBMW本社とミュージアム、BMWヴェルトを見学することに。
ミュージアムでは、飛行機のエンジンから始まったBMWの歴史や、デザイン、歴代の二輪、車の展示があり、BMWの意匠を感じる事ができました。
BMWヴェルトには、現行車の展示や試乗などがありました。
展示車にはロールスロイスもあり、その存在感たるや圧倒的なものでした。
続いて向かったのは、同じくミュンヘン市内のメルセデスベンツ販売店。
ここは、大量のメルセデスベンツが展示されており、販売店としての機能はもちろん、ベンツ専門中古車ディーラーのフロアが存在するなど、その規模は博物館級。
途中から販売店であることを忘れてしまった程、圧倒的な台数と広さに驚きました。
4日目は、終日フリータイムでした。各々が気になっていた場所に行き、買い物や観光を楽しんだようです。
その中の1つとして、オプショナルツアーの内容を紹介します。
最初の目的地は、世界遺産にも登録されているヴィースの巡礼教会です。
ここには、涙を流したという伝説があるキリストの木像があります。
「鞭打たれるキリスト」の木像が、その出来の悪さを理由に修道院の屋根裏で放置されていたのを、ある農家の夫人がかわいそうだと感じて木像を貰い受け、家で毎日お祈りを捧げていたところ、その木像から涙が流れたという伝説があるそうです。
以来、巡礼者がその農家を訪れるようになり、小さな礼拝堂に移したものの、伝説は街から街、国から国へと広まってさらに多くの巡礼者が集まるようになった為、改めて建造されたのが、現在の教会なんだそうです。
続いては、今回のツアー最大の目的地、ノイシュヴァンシュタイン城です!
やはりドイツといえばこの城と言っても過言ではないくらい、ディズニーランドにある「眠れる森の美女」の城のモデルとなった事でも非常に有名なお城ですよね。
バイエルン王国ルートヴィヒ2世の個人的な趣味の為に建造されたものでしたが、王自身が謎の死を遂げたことにより、未完成のまま工事が中止されました。
当時の政府は、借金をしてまで建造を進める王に対し、危機感を持っていたようでしたが、今では重要な観光資源として扱っています。
しかし、人嫌いだった王は、城の完成後も城内を人に見せないように、と話をしていたと言われているそうです。
現在の姿は、王にとって、きっと不本意な姿なのではないでしょうか。
最後に、フュッセンに立ち寄りました。
ここは、ローマ時代から人が住んでいたと言われる古い都市で、1500年ごろの建造物が今でも残っているそうです。
街並みはとても綺麗で、どこか落ち着く風情がありました。
学生たちも、ドイツの雰囲気、文化にたくさん触れ、その良さと、日本との違いを感じ取れたのではないかと思います。
明日は、イタリアへ空路を使って移動します。
午後にはミラノ市内を観光する予定となっており、どんな場所なのか今から非常に楽しみです。
海外研修 2日目
今日は、ポルシェ博物館とBMW工場の視察です。
ドイツの高速道路といえば・・・アウトバーン!
速度無制限区間があることでも有名なこの高速道路、実は通行料無料なんです。
その為、ヨーロッパ中を運送するトラックは、高速代を抑えるためにわざわざドイツを経由していくこともあるそうです。
しかし、多くの大型車が一番右側の車線を使用するため、そこだけ道路の損耗が大きくなってしまう事が問題として認識されており、近々、外国籍の大型トラックに関しては、高速料金を徴収する事が決定するそうです。
アウトバーンを4時間程走り、ポルシェ博物館へと到着。
ポルシェは今年で70周年を迎え、博物館ではその歴史に関わってきた車たちが展示されていました。
今年のラ・フェスタ ミッレミリアに出場した550Aスパイダーから、ル・マンで優勝した919Hybridまで、見ごたえのある車たちばかり。
正式採用されなかった軍用車があったかと思えば、某アニメキャラクターが居たりと面白い展示もありました。
いつかNATSにいるあの車と並べられないだろうか・・・。
続いて、BMW社ディンゴルフィング工場を視察しました。
工場内は撮影禁止の為、中の様子をお見せすることはできないのが残念です。
説明によると、BMWはオプションの組み合わせが膨大な為、完全受注生産としており、同じ組み合わせの車を組み立てる事はほぼ無いそうです。
工場内は、必要な部品を必要なだけ作業エリアに置くシステムのおかげか、スッキリとした印象でした。
また、組立ミスが出ないよう、必要な部品が組付けられているかカメラで診断するエリアがあったり、作業者の手袋に仕込まれたチップを各部品棚のセンサでチェックすることで、誤った部品を取り出さないようにするシステム等、先進的な取り組みもされていました。
今日のポルシェ博物館とBMW工場の視察はそれぞれ見ごたえのある内容でした。学生達の知見も広まったのではないかと思います。
明日は、ミュンヘンの街を散策し、ドイツの文化や歴史に触れる予定です。
お楽しみに。
こんにちは。
本日、自動車研究科4年生 3D-CAD設計製造コースとマネジメントコースの学生が成田国際空港より海外研修に出発しました。
今回の海外研修先は、ドイツ・イタリアです!
この研修旅行では、海外の自動車メーカーと文化に直接触れることで、自らの見聞を広める事を目的としています。
ドイツでは、BMW社 ディンゴルフィング工場、ポルシェ博物館。
イタリアでは、ランボルギーニ社 、フェラーリ博物館の視察が予定されています。自動車好きとしては、とても楽しみです。
1日目は、途中スイスのチューリッヒ空港を経由し、最初の目的地であるドイツへと向かいます。
合計移動時間は、なんと約20時間!!さすがに、学生の皆もお疲れの様子でした。
2日目は、早速、ポルシェ博物館とBMW社工場の視察へ向かいます。
とても楽しみです。