皆さんこんにちは。
先日は体育祭の様子をお伝えしましたが、今回は自動車を使った運動会ならぬ、NATS軽ダートCUP 2年プレ走行会の様子をお伝えします。この会の目的として10月に行われる全校での本大会に向けてのドライバーのローテーション、燃費計算、周回ラップタイムなどのデータ収集がメインとなっています。
2年生が手塩にかけてメンテナンスしたマシンたちです。

4月に行われた模擬走行会では、走行時間は45分でしたが今回は本大会と同じ90分間で行われます。開会式では、各種ルールの説明注意事項などが主催者のモータースポーツ科から行われその後競技開始となります。


スタート前の準備が整いセーフティーカー先導によるローリングスタートで走行開始です。



4月の走行会ではコースアウト、車両トラブルなど色々ありましたが、今回は大きなトラブルもなく順調な走行が続きます。

ドライバー交代も速やかに、タイヤ交換も手早く行っていました。さすがに2年生です。


時間は刻々と経過し90分間の走行時間が終了。全車無事にチェッカーフラッグを受けました。

90分間ダートコースを走りきると車も疲れます。

今回は2年G研クラスが優勝の栄誉に輝きました。

G研クラスの皆さん先生、おめでとうございます。
本番は1ヶ月後です。今回取れたデータを分析して本大会でも良い成績を残せるよう頑張ってください。90分間走りきったドライバーの皆さんそして各クラスの愛車たち、お疲れさまでした。
皆さんこんにちは。
前日の雨で開催が危ぶまれましたが、天気も持ち直し恒例のNATS体育祭が9月12日に盛大に開催されました。今回はその中から整備科学生の健闘ぶりをお伝えします。
競技種目NATSならではの、根性レース、タイヤ転がしリレーを含む全8種目で争われました。
ミニサッカー優勝1年G研クラス

根性レース優勝1年G研クラス

筋肉王 ベンチプレス105kgを上げた1年G研クラス 喜久川君

ソフトボール優勝2年EFクラス

教室対抗リレー優勝1年G研クラス

ご覧のように全8種目中5種目で整備科のクラスが優勝。この結果から全種目の合計得点で争われる総合成績は・・・。
見事8種目中4種目を制した1年G研クラスが総合優勝に輝きました。

担任の先生の嬉しそうな表情が印象的ですね。
学生の皆さん。十分に体のケアを行いこれからの授業に備えてください。お疲れ様でした。
皆さんこんにちは。その1に引き続きまして、クラッチオーバーホール編 その2です。
前回スタータモータが外れるところまでお伝えしましたが、その後作業が進みトランスミッションが外れる直前まで来ました。

ここから先の作業指示が出されます。

このように作業箇所をスクリーンに映し、説明が行われます。写真で分からない場合にはこのような現物で説明します。

これなら見やすいですよね。そしていよいよトランスミッションの取り外しです。


無事にトランスミッションを車両から取り外すことが出来、学生たちも嬉しそうです。


車はこのようにな状態です。この後クラッチを取り外し各部点検を行い車に取り付けます。

クラッチの取り外しは以上で終わりですが、車を元の状態に戻す作業が残っています。組み立て、取り付けを失敗すると車が走行不可能になってしまいます。1年生の皆さん最後までしっかりと作業をしてくださいね。
その1に引き続き2年ドライビングトレーニングの紹介です。
その1で危険回避、狭所方向転換、車庫入れの様子をお伝えしました。次に紹介するのは積載車の取扱方法です。
お客様の車の回送や動かなくなってしまった車を運搬するのに必要不可欠な車両です。トレーニングの設定は不動車を積載車上に引き上げ固定した後工場まで運搬するという設定です。


まずウィンチで車両を引き上げます。その後後方より車を固定し、荷台を上げて完了です。

続いて、片滑り路面でのブレーキング体験です。ここでは、ABSの装備されている車とされていない車の動きの違いを体験させます。

一目瞭然、ABS付の車はスピン状態に陥ることもなく安定して停車することが出来ました。一般道路でこのような状態にならないように先の状況を読んだ運転をしてもらいたいですね。
最後に自動車の最新技術である追突防止機能、誤発進防止機能の体験です。障害物へブレーキを踏まずに向かっていくのは恐怖を感じますが、学生たちは頑張りました。


この驚いた表情が物語っています。(写真では分かりづらいかもしれませんが・・・)
誤発進防止機能の体験では輪止がないので停止状態を維持できませんが、アクセルをいっぱいに踏んでも車はゆっくりとしか発進しませんでした。こうして、車の最新技術の体験をはじめ、各種カリキュラムで2年生のドライビングトレーニングを実施しています。
このような体験が出来るのもテストコースがあるおかげです。学生の皆さん、今回の体験を忘れることなく、これからの仕事や車の運転に活かしてくださいね!
本校独自のカリキュラムにテストコースを利用したドライビングトレーニングがあります。1年次はプロのドライバーを招き、基本的な運転姿勢ブレーキの操作方法などを通学で使用している自分の車で体験をしました。
2年次では乗り慣れない車での車両感覚、積載車への積み降ろしなど教員が考えたメニューでトレーニングを行っています。今回はその様子をお伝えします。
まずは危険回避です。2台の車両を使用し時速30km、40kmで走行し、点灯したシグナルと反対側へ避けるという物です。


実際に車内から見るとこのように見えます。


時速30kmでは余裕で避けることが出来ますが、40kmに車速を上げると避けることが難しくなります。10kmの差は大きいですね。しかし、学生たちはしっかりと対応し全員がクリアすることが出来ました。
続いて、狭所方向転換です。車の全長プラス前後1mほどに設定されたスペースへ前進で進入し、方向転換後前進で出るというメニューです。実際はこのような感じです。


車両の感覚をいかに早くつかみ、どう動かすかをよく考えないとこの狭い中での方向転換は難しいようです。学生たちも苦労していました。
同じようなメニューですが、指定されたスペースへの車庫入れの練習です。車の幅とほぼ同じくらいのスペースへバックで駐車します。サイドミラーからの情報で距離をつかみ動かしますがこれもかなり苦労していました。


慣れない車の車両感覚をつかむのはなかなか難しいですね。
残りのメニューの様子はまた後ほどご紹介します。お楽しみに!