#

Formula SAE

学生が自ら設計製作したフォーミュラカーで
技術や能力を競い合うハイレベルな競技会。

総エントリー106チーム、ICVクラス 総合優秀賞5位(日本自動車工業会会長賞受賞)

2016年大会では総エントリー106チーム中、総合5位入賞の輝かしい成績を収め、自動車業界からも大変注目を集めました。

Formula SAE(全日本学生フォーミュラ大会)とは
アメリカのSAE International(米国自動車技術会)主催で始まった『Formula SAE』は、小型フォーミュラカーを設計製作し、学生の製作技術・製作能力・発表能力・プロジェクト管理能力などを評価するもので、イギリス・オーストラリアと広がり、ここ日本でも開催されるようになりました。大会に出場するには、まず毎年英語で発表される新レギュレーションに合わせて車両設計を行い、コストレポート(書類)を提出しなければなりません。さらにレポートの審査結果に合わせ、8月末までにはフォーミュラカーを完成させ、シェイクダウン証明(車両が動いているか)を提出、そこでやっと決勝進出が決まるという、大変ハイレベルな大会として、業界に広く知られています。

NATSの挑戦

自動車研究科が「卒業研究」の一環としてオリジナル・フォーミュラカーを製作し、全日本学生フォーミュラ大会に参戦を始めたのは2010年から今年で6年目となります。自動車の企画・設計・製作・スポンサー活動・販売計画立案など、実社会の自動車産業をシミュレーションできる場として、また全国の主要大学や自動車大学校が多数参戦する中で、自分たちの技術を他校と比較する場として、先輩から後輩へと技術の継承が行なわれています。


各審査種目の合計1000点満点で競われる

車検
レギュレーションに沿った車両かどうかを技術審査員によって細かく確認されます。非常に難関で指摘を受けると再車検となり、会場内で車検が通るように対策をするチームも少なくありません。またドライバーの脱出試験も行われ、5秒以内脱出をしないとドライバーとして登録出来ないとか、チルト(45度・60度と車を傾けオイル漏れや車両が転倒しないかの検査)、排気騒音(エンジン回転11000rpmで110db以下)、車両重量、ブレーキ制動能力の検査をそれぞれ行い、すべてに合格しないと動的審査に参加することができません。


静的審査

各審査でポイントが与えられ、それぞれの順位が発表される。


■コスト審査[配点100]
車両を見ながら事前に提出したコストレポートのコスト精度、チームによる製造度合等を確認し、レポートのコストと車両との適合を審査。一般に購入品目となる2項目について、部品製造プロセスなどの口頭試問を行い、それらの知識・理解度を評価する。
■プレゼンテーション審査[配点75]
プレゼンテーションは『審査のコンセプトに沿い、製造会社の役員に設計上の優れていることを確信させる』という仮想のシチュエーションのもとで行う。
■デザイン審査[配点150]
事前に提出した設計資料と車両をもとに、どのような技術を採用し、どのような工夫をしているか、またその採用した技術が市場性のある妥当なものかを評価。具体的には車体および構成部品の設計の適切さ、革新性、加工性、補修性、組立性などについて口頭試問する。


動的審査

決められた項目でタイム計測を行い、ポイント制にて順位が決まる。動的審査のポイント配点は高いため、各競技でまず完走することが課題となるが、テスト不足の車両はオーバーヒートやエンジントラブルでリタイアするチームも多く、まさにサバイバルとなる。


■アクセラレーション[配点75]
0-75m加速。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回計4回走行し、タイムを競う。
■スキッドパッド[配点50]
8の字コースによるコーナリング性能評価。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回計4回走行し、タイムを競う。
■オートクロス[配点150]
直線・ターン・スラローム・シケインなどによる約800mのコースを2周走行する。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回計4回走行し、タイムを競う。
■エンデュランス[配点300]
直線・ターン・スラローム・シケインなどによる周回路を約22km走行する。走行時間によって車の全体性能と信頼性を評価する。
■燃費[配点100]
エンデュランス耐久走行時の燃料消費量で評価する。


過去の戦績


2010年 総合47位/86チーム


2011年 総合23位/87チーム

(自動車大学校1位)


2012年 総合9位/82チーム

(自動車大学校1位)


2013年 総合7位/86チーム

(自動車大学校1位)


2014年 総合9位/90チーム

(自動車大学校1位)


2015年 総合6位/90チーム

(自動車大学校1位)


2016年 総合5位/106チーム

(自動車大学校1位)